2018/03/14
3月14日はアメリカ音楽史において偉大な功績をもつ巨匠、クインシー・ジョーンズの85歳の誕生日。
1933年3月14日、米イリノイ州シカゴ生まれのクインシー・ジョーンズは、ジャズ界、映画界、そしてポップス界において半世紀以上にわたり数えきれないほどの功績を収めている、正真正銘の巨匠。日本でも大ヒットを記録した「愛のコリーダ」(1981年)に代表される自身の作品はもちろん、プロデューサー/アレンジャーとして、多数のアーティストとヒット曲を全米ビルボードチャートに送り込んでいる。その代表格ともいえるのが音楽史上もっとも売れたアルバム『スリラー』(1982年)を筆頭とする一連のマイケル・ジャクソン作品だろう。
20世紀を代表するプロデューサーとして60年代から輝かしいキャリアを築いてきたクインシー・ジョーンズにとって、記念すべき初プロデュース&全米ビルボードNo.1獲得楽曲は、自身が見い出した女性シンガーソングライター、レスリー・ゴーアのデビュー曲「涙のバースデイ・パーティー」(1963年)。同曲の大ヒットを受け、ゴーアはその後もクインシーのプロデュースにより「涙のジュディ」や「恋と涙の17歳」など、立て続けにヒット曲を連発している。
85歳を迎えたクインシー・ジョーンズだが、先日GQ誌やVultureとのインタビューでテイラー・スウィフトやマイケル・ジャクソン、ビートルズなど数多くのアーティストを盛大にディスり話題に。しかし、これらのインタビュー公開後、ジョーンズは娘たちにこっぴどく叱られたようで、毒を吐いてしまった相手に直接謝罪した上で自身のtwitterでも謝罪文を公開する騒ぎとなった。
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