2018/03/08
古川麦が約3年半ぶりとなるニュー・アルバム『シースケープ』のカヴァー・アートを公開した。
本作のカヴァー・アートは、1964年から1992年まで約30年間、晶文社のすべての本の装丁を手がけてきた日本を代表するグラフィック・デザイナー、平野甲賀のタイポグラフィを使用している。
さらに、ピチカート・ファイヴ解散後も作詞・作曲家、アレンジャー、プロデューサー、DJなど多方面で活躍する小西康陽からコメントが到着。加えて、全参加ミュージシャンも公開された。
◎小西康陽コメント
古川麦さん。その名前をはじめて見たとき、きっとハンサムでかっこいい人なんだろうな、と想像した。けれども、はじめてお目にかかってほんのすこしお話しした古川さんは気さくで控え目で、とはいえやはり名前の通り何かがかっこいい人だった。
そんな彼の新作アルバムは、予想をはるかに超えてかっこいい音楽ばかりだった。かつて、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、と言う人がいたけれど、古川麦さんの音楽はその価値観を突き破ってしまった。
歌詞もメロディも、ギターも演奏も、何もかも曇りのない音楽なのに、聴いていて心に浮かぶ風景は、これから雨が降りそうな海辺の叙景だ。背筋を伸ばして、明るいグレイの空の向こうを見ている人。ポップ・ミュージックの未来はたぶん、彼と共にある。
◎リリース情報
アルバム『シースケープ』
2018/3/21 RELEASE
PCD-25250 2,500円(tax out.)
◎参加ミュージシャン
千葉広樹(kinetic、サンガツ等)、田中佑司(bonobos、サンガツ)、谷口雄(ex.森は生きている)、加藤雄一郎(NATSUMEN、L.E.D.)、浜田均(Quiet Triangle等)、MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO、優河、関口将史(ja3pod)、牛山玲名、田島華乃、館泉礼一、権頭真由(表現〈Hyogen〉)、角銅真実(cero等)、清水ゆみ、髙城晶平(cero/作詞)、小田朋美(cero等/アレンジ)
エンジニア:原真人(細野晴臣、カーネーション等)
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