2018/02/19
関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が2月18日に放送。スタジオに劇団四季のメインキャストと舞台を支える技術スタッフを迎え、日本が誇る人気劇団・劇団四季の秘密に迫るトーク&ジャム・セッションがおこなわれた。
スタジオトークでは、通算1万1千回公演を達成した『ライオンキング』や劇団創立60周年を飾った『リトルマーメイド』など、数々の人気作品を上演してきた劇団四季の秘密が次々と明らかに。秘密を解き明かすキーワードとなったのは、独自の劇団理念に基づいた「経営システム」「俳優育成」「技術スタッフ」の三つ。実は俳優を超える人数のスタッフが働いているという裏方=経営部門と技術部門の仕事内容や“企業”としての同劇団のあり方から、一般的な劇団とは異なり年間契約料と一律の出演料からなるという俳優陣のギャラ事情、そして1300人以上が参加するという年に一度の入団オーディションの模様や訓練法、舞台出演へまでの長く厳しい道のりなどをそれぞれの体験談を交えながら紹介。
2017年に入団当初からの憧れであったという『ライオンキング』シンバ役に抜擢された厂原時也は、20~30人によって競われるという同役のオーディションに7年目で合格したというエピソードを、『リトルマーメイド』の主人公アリエルを演じる齋藤舞は「いかに泳いでいるように見せるか」を追求するため、日々厳しいトレーニングをおこなっていることを明かした。
また、所属俳優が稽古に打ち込める環境がすべて整っているという横浜市の四季芸術センターにもカメラが潜入。本番のステージさながらの傾斜ステージや220畳を有する広大な稽古スペースのほか、医務室、個人レッスン用の研究室(個室)、演劇にまつわる資料を集めたライブラリー、食堂の人気メニュー「100点カレー」などが公開されたほか、技術・衣装・小道具スタッフのきめ細やかな仕事ぶりなど、普段は決して見ることのできない人気劇団の裏側もたっぷりと放送された。
そして、この日のジャム・セッションは劇団四季のメンバーとともに『リトルマーメイド』から「パート・オブ・ユア・ワールド」、そして『ライオンキング』から「愛を感じて」と人気ディズニー楽曲メドレー。それぞれの作品で主演を務める厂原、齋藤をボーカルに、ギター安田・錦戸、ドラム大倉、パーカッション横山、キーボード村上が加わり、スケール感溢れるミュージカル・ナンバーならではのセッションとなった。
次回の『関ジャム完全燃SHOW』は2月25日放送、ゲストに清塚信也、NAOTO、上野正博、三村奈々恵を迎え「クラシックの世界を身近に!音楽食わず嫌い~クラシック編」を放送する。
◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10~
※一部地域を除く
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