2018/02/14
実在する連続殺人犯のテッド・バンディを描いた伝記映画に、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが出演していることが明らかになった。『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile』と題されたこの映画は、映画化前の優秀脚本を選ぶ【ザ・ブラックリスト】に選出された作品で、主演のザック・エフロンを筆頭にジョン・マルコヴィッチ、ハーレイ・ジョエル・オスメント、リリー・コリンズ(フィル・コリンズの娘)、ジム・パーソンズ(『ビッグバン・セオリー』)など、その決定的に風変わりなキャストに注目が集まっていた。
現在米オハイオ州シンシナティで撮影中のこの作品でヘットフィールドが演じるのは、ボブ・ヘイワードというユタ州ハイウェイ・パトロール警官で、1975年にバンディを初めて逮捕した人物だ。
ヘットフィールドが映画で架空の人物を演じるのは初の試みだが、彼がキャスティングされたのはジョー・バーリンガー監督のたっての希望だったようだ。元々ドキュメンタリー作家だったバーリンガーは、2004年の『メタリカ:真実の瞬間 - Some Kind of Monster』の共同監督であり、バンドと過ごした体験を『Metallica: This Monster Lives』という著書にまとめている。彼は友人でもあるヘットフィールドを俳優として起用することについて、「ジェイムズと他のメタリカのメンバーと何百時間も舞台裏で一緒に過ごしているうちに、彼のカリスマ性とパワフルな存在感に近くで触れることができた。当然ながら役を演じる時にも、同じパワーと魅力を発揮できるだろうと思えたから、彼が映画への出演を承諾してくれた時は感激した」とDeadlineに語っている。
メタリカの公式インスタグラムには、バーリンガー監督が投稿したジェイムズ、ザック・エフロン、そして監督自身の撮影風景の写真がリポストされている。
『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile』の公開日などの詳細はまだ未定だ。
◎メタリカの公式インスタグラム
https://www.instagram.com/p/BfJMF47AYN7/
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