Billboard JAPAN


NEWS

2018/02/13

ヒュ-・ジャックマン「この映画を作るのに7年半かかった」 新作映画で伝説の興行師を演じる

 映画『グレイテスト・ショ-マン』の来日スペシャルイベントが13日、東京都内で行われ、出演者のヒュ-・ジャックマン、キアラ・セトルが登場した。
 本作でヒュ-が演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショ-ビジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バ-ナム。妻へのいちずな愛を糧に、夢を追い掛けたバ-ナムは、差別や偏見に遭っていたエンタ-テイナ-たちに、スタ-になれる場所を提供し、エポックメ-キングなショ-を創造する。
 『LOGAN/ロ-ガン』のプロモ-ション以来、約9カ月ぶりの来日となったヒュ-は「コンバンハ!」と日本語であいさつ。「日本に来るのが本当に大好き。5年前にミュ-ジカルを携えてやってきました。それが『レ・ミゼラブル』だったのですが、今回はまた全然違ったミュ-ジカルです。この映画を作るのに7年半かかったので、皆さんに紹介できること、とても興奮しております」と笑顔でアピ-ルした。
 一方、バ-ナム一座のパフォ-マ-、レティを演じたキアラは、劇中でも披露した主題歌「ディス・イズ・ミ-」を歌い、会場を盛り上げた。同曲は「第75回ゴ-ルデングロ-ブ賞」で主題歌賞を受賞している。
 ヒュ-は「75カ国で大ヒット中です。彼女は最高のアクトレス、歌手であり人間的にも素晴らしい方です」と興奮気味に語ると、キアラと熱いハグを交わした。キアラも「皆さんとこの時を共に過ごせてうれしい。この映画をぜひ楽しんでください」と満面の笑みで呼び掛けた。
 また“ファン思い”で知られるヒュ-は、報道陣向けのフォトセッションを早々に切り上げると、階段を駆け下り、写真撮影やサインなどのファンサ-ビスを開始。突然の出来事に関係者は戸惑い気味だったが、集まったファンはヒュ-の温かい対応に歓声を上げた。
 映画は2月16日から全国ロ-ドショ-。

ヒュー・ジャックマン その他の画像・最新情報へ