2018/02/09
故ジョニー・キャッシュによる未発表の詩をもとにレコーディングしたアルバム『ジョニー・キャッシュ:フォーエヴァー・ワーズ』の国内盤が4月25日発売されることが決定、アルバム告知動画が公開された(https://youtu.be/GQoaQP8l-k4)。
本作は、2016年11月、全米で出版されたジョニー・キャッシュの未発表詩集『FOREVER WORDS:THE UNKNOWN POEMS』から、様々なアーティスト達によって新たに作曲されレコーディングされた16曲を収録。このプロジェクトの発端となった詩集は、2003年ジョニー・キャッシュが亡くなった後に発見された詩や歌詞、手紙をもとに編纂されており、北米でベストセラーとなっている。
参加アーティストには娘のロザンヌ・キャッシュを始め、ウィリー・ネルソン、クリス・クリストファーソン、エルヴィス・コステロ、クリス・コーネル、ジョン・メレンキャンプ、伝記映画『ウォーク・ザ・ライン』(05)で音楽を担当したT・ボーン・バーネット、アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションら。ルーツ・ミュージック界からも大物が名を連ねている。さらに新世代ジャズ界からはロバート・グラスパーが参加。ジャンルを超えて幅広いファンから支持され続けているジョニー・キャッシュのスピリットを受け継ぐ気鋭のアーティストたちによって、その<永遠の言葉>に新たな生命が吹き込まれている。
なお、全16曲のうちブラッド・ペイズリーの曲以外はこのアルバムが初リリース。4曲目の「ユー・ネヴァー・ニュー・マイ・マインド」は2017年5月に亡くなったクリス・コーネル生前最後の録音のうちの1曲として注目されているが、ジョニー・キャッシュは1996年にクリス・コーネルが在籍したバンド:サウンドガーデンの「ラスティ・ケイジ」(91)をカバーしている。ジョニー・キャッシュの胸に突き刺さる詩にオリジナルの曲を提供したクリス・コーネル。2人は21年の歳月を経て再びタッグを組むことになった。
そして、アルバム冒頭を飾るウィリー・ネルソン(84)とクリス・クリストファーソン(81)による「フォーエヴァー/アイ・スティル・ミス・サムワン」の先行配信がスタートしており、ジョニー・キャッシュの生涯を通じての友人だったアメリカを代表するアイコン2人がレジェンドの書いた最期の詩を歌っている。アルバム・プロデューサーは息子のジョン・カーター・キャッシュとスティーヴ・バーコウィッツとなっている。
◎リリース情報
アルバム『ジョニー・キャッシュ:フォーエヴァー・ワーズ』
2018/4/25 RELEASE
SICP5688 2,200円(tax out.)
◎収録曲
1. Forever /I Still Miss Someone- (クリス・クリストファーソン&ウィリー・ネルソン )
2. To June This Morning-(ラストン・ケリー&ケイシー・マスグレイヴス)
3. Gold All Over The Ground-(ブラッド・ペイズリー)
4. You Never Knew My Mind-(クリス・コーネル)
5. The Captain’s Daughter-(アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション)
6. Jellico Coal Man- (T・ボーン・バーネット)
7. The Walking Wonded (ロザンヌ・キャッシュ)
8. Them Double Blues- (ジョン・メレンキャンプ)
9. Body on Body- (ジュエル)
10. I’ll Still Love You- (エルヴィス・コステロ)
11. June’s Sundown- (カーレン・カーター)
12. He BoreIt All- (デイリー&ヴィンセント)
13. Chinky Pin Hill- (アイム・ウィズ・ハー)
14. Goin Goin Gone- (ロバート・グラスパー&ロ・ジェームズ,アヌ・サン)
15. What Would I Dreamer Do ? (ジェイホークス)
16. Spirit Rider (ジェイミー・ジョンソン)
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