2018/02/09 12:00
映画『グレイテスト・ショーマン』の主人公バーナムを成功に導いた2人の女性にフォーカスした特別映像が公開された。
本作の主人公P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師だ。ミシェル・ウィリアムズ演じる妻・チャリティへの一途な愛を糧に夢を追いかけたバーナムは、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。
マイケル・グレイシー監督は「特権階級の世界で暮らしていたチャリティが、多くを持っていないバーナムと一緒にいたいと思ったのは、彼がお金では買えないもの、つまり“想像力”を持っていたからだ。チャリティがバーナムの目で世界を観るとそこは魔法にかかった場所になる」と、映像でも映し出されているように、子供たちに想像力で魔法にかけるバーナムの想像力にチャリティが惚れこんだと分析する。ヒューもまた「一番気に入っているのは、危険を冒しても自分の夢を追いかけ、想像力を発揮すれば、人は素晴らしいことを達成できるという考えだ」と、成功の鍵はバーナムの想像力にあることを明かす。
本映像には、内助の功でバーナムを支えたチャリティの他に、レベッカ・ファーガソン演じるジェニー・リンドの歌唱シーンも映し出されている。スウェーデンのオペラ歌手であるジェニー・リンドは、その歌声でヨーロッパで名を馳せた後、アメリカへ渡り、バーナムのプロモーションにより、アメリカで成功を掴んだ実在のシンガーで、その成功ぶりは現在のレディー・ガガに匹敵するほどだろう。リンドが圧巻の歌声で魅了する楽曲「ネヴァー・イナフ」は、バーナムに対する誘惑的な思いを込めた曲で、リンドが抱く気持ちを容易に想像できる。
そんな曲に乗って描かれる映像では、チャリティが、バーナムと暮らす家を出て行くシーンや、バーナムの型破りなショーに反対する根強い反対派の抗議など単なるサクセスストーリーではない物語の深さが垣間見える。また、バーナムの若き相棒フィリップ(ザック・エフロン)とバーナム一座のスター、アン(ゼンデイヤ)との恋愛にも触れられており、そちらの展開も気になるところだ。映画『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日より公開。
◎『グレイテスト・ショーマン』特別映像
https://youtu.be/1Bgj2A723U0
◎公開情報
『グレイテスト・ショーマン』
2018年2月16日(金)より、全国ロードショー
監督:マイケル・グレイシー
出演:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロンほか
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像