2018/01/15 11:14
AKB48グループが9日連続で開催するTDCホール公演の2日目が1月14日に開催、16期生によるミュージカル調のコンサートや、新成人メンバーによる成人式コンサートが行われた。
まず開催された【フレッシュオールスターズコンサート~ゼロポジションの未来~】は、「みなさん!おはようございまーす!」という小栗有以(AKB48チーム8)の客席からの挨拶で幕開け。AKB48の50thシングル『11月のアンクレット』のカップリング曲「法定速度と優越感」のメンバー25名(HKT48矢吹奈子とNGT48高倉萌香が休演)が出演した。冒頭4曲を歌い終えると、倉野尾成美(AKB48チーム8)に封書が手渡され「緊急発表!」として、徳間書店から発売されている女の子の人気ファッション誌「LARME(ラルム)」に、今回のこのフレッシュメンバーの中から1名レギュラーモデルを採用することを発表。決定メンバーは後日SHOWROOMにて発表される。その他、各グループでもセンター経験者のメンバーや、次世代メンバーとして人気&実力を着実に上げているメンバーたちによるフレッシュなコンサートが繰り広げられ、最後の挨拶で小栗は「いつかこのメンバーが全員選抜になった表題シングルがいいな!」とコメントした。
続いて、【AKB48 16期生コンサート~君の名前を知りたい】が開催され、制服姿の16期生が学校を舞台にしたミュージカルテイストのコンサートを行った。登校やテスト、給食や部活動といった学生の1日のシーンに合わせたセットリストでパフォーマンスを披露。中盤には、ライバル校というチーム8が登場し対決ムードになったが、「UZA」を一緒に披露した後には、16期生にエールを贈って去っていく場面もあった。なお既に発表されている通り、16期生は春からそれぞれチーム所属となり別々の道へと進むこととなる。鈴木くるみが「環境が変わっていくと思いますが、16期生ということは変わらない。16期生がAKB48の中心メンバーになっていけるように頑張りたい」と同期を代表して挨拶。そして、山内瑞葵が「AKB48に欠かせない存在になること」と語るなど、1人ひとり新チームでの決意表明を行った。アンコール明けは、同期でまとまって切磋琢磨してきた16期生らしく、この日の為に協力し合って練習を積んできたバンド生演奏を披露し、これからも同期の絆を大切に頑張っていくことを誓った。
最後は、先日、成人式を行ったばかりの新成人メンバー39名(AKB48加藤玲奈とHKT48冨吉明日香が休演)が、今日は晴着姿でステージに集結し【成人式コンサート~大人になんかなるもんか~】を開催。着物の袖を揺らしながら、艶やかにステージを彩った。大人の仲間入りをしたということで、AKB48はパティシエ、NGT48は保母さん、HKT48は看護師、NMB48は警察官といったように、各グループごとに、アイドル以外の様々な職業のコスプレでパフォーマンスを披露。グループをシャッフルしたユニットパートも成人をイメージし、「おしべとめしべの夜の蝶々」といった大人びた曲や、「鏡の中のジャンヌ・ダルク」といった決意を表す曲が続くセットリストとなった。そしてトークコーナーでも「責任」や「年金」といった言葉が飛び出し、メンバーも大人の仲間入りをしたことを実感している様子を見せた。向井地美音(AKB48)は、「同じ20年前に生まれたメンバーがステージにこうして集まれたのも運命だと思います。(本日午前にコンサートを行った)フレッシュオールスターズのみんなはAKB48の“未来”を引っ張っていくと思いますが、私たちは“今”を引っ張っていきたいです!」と、成人メンバーとして力強く宣言した。ラストには「LALALAメッセージ」にのせて、それぞれの二十歳の夢や目標、ファンの皆様へのメッセージがモニターに映し出され、第2の成人式ともいえるコンサートで幕を閉じた。
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