2017/11/21 14:40
片平里菜が、2017年11月20日に都内Spotifyオフィスで開催された【プレミアム弾き語り生声ライブ】に登場し、ニュー・アルバム『愛のせい』から4曲を生歌披露した。
本ライブは、片平里菜が12月20日(配信は19日)にリリースする3rdアルバム『愛のせい』の発売を記念して行われたもの。片平は、先行シングル「愛のせい」が音楽配信サービスSpotifyの「バイラルチャート」(SNSでシェアされた中から聴かれた曲のランキング)で1位になったらアルバム収録曲の弾き語り動画を公開するという、『「愛のせい」リッスン&シェアキャンペーン』を実施。結果、「愛のせい」は、Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」チャートで見事4日連続1位を記録し、本プレミアムライブも実現した。
片平は抽選で集まったファン20名が見守る中、マイクもスピーカーもない完全アンプラグドで「子供時代」、「異例のひと」、「山手通り」、「からっぽ」の4曲を披露した。最前列のファンと片平の距離は実に1メートルと、かなりの至近距離に、ファンも少し緊張気味の様子。片平も「近っ!」とその近さに驚いていたが、「いつも通りにやりますので、楽しんで下さい。アンプラグドなので、聴こえづらい方がいれば、言ってください。ギターを弾く強さと声の音量をコントロールします」とファンを気遣う姿がみられた。この日、人生で初めてローラースケートに挑戦したという片平は「コツを覚えてスイスイと進めるようになり、歩くことを覚えた子供のように『楽しい!』と思えました。そんな気持ちで今日は来ました」とトークを進める。
アルバム『愛のせい』について片平は「地元から東京に引っ越して一人暮らしを始め、ビルの明かりに不安や期待を感じていたのですが、最近はほっとするものになってきました。自分が住んでいる街の生活感をだんだんと愛せるようになってきて、そういったことを歌った曲がアルバムの中には数曲入っています」と説明。その中から、東京・品川区から板橋区まで繋がる都道をテーマにした「山手通り」を、この日初披露。歌詞はどこか孤独感を感じさせながらも、美しい歌声とギターの音色に、まるで暖炉の前で聞いているような心温まる雰囲気が心地よい。観客もだんだんとリラックスモードになり、片平もほっとしたように一息ついた。
ライブ後は、ファンからの質問に答えるトークへ。“好きなギターのコードは?”、“好きなおにぎりの具は?”と少し変わった質問にも「開放弦が多いadd9等が好きです」、「ツナマヨと母が良く作ってくれた卵味噌です」と笑顔で答える片平。“オススメの渋谷のご飯屋さんは?”という質問では、「2回しか行ったことがないのですが、最近ケニックカレーに行きました。結構実験的なメニュー展開をされているお店で、メニュー名を募集していたんです。ライスとルーの両脇にソーセージが盛り付けてあって、『卑弥呼だ』と思い、『卑弥呼カレーでお願いします』って言ったら、見事採用されました。私が名付け親なので、ぜひ食べに行ってください」とちょっとしたエピソードも明かし、観客を沸かした。和やかな雰囲気の中、約40分のライブ&トークはあっという間に終了。片平もファンも短いながらも濃厚な時間を過ごしたことだろう。
◎作品情報
アルバム『愛のせい』
2017/12/20 RELEASE
PCCA.04605 3,000円(tax out.)
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