2017/10/28
西島秀俊(左)と松岡修造
パラリンピックのドキュメンタリ-番組「WHO I AM」‘シ-ズン2の放送を前に、ト-クイベント「金メダリストが語る!WHO I AMフォ-ラム with OPEN TOKYO」が27日、東京都内で行われ、パラアスリ-トの国枝慎吾選手(車いすテニス)、マ-ル-・ファン・ライン選手(陸上)、元プロテニス選手でスポ-ツキャスタ-の松岡修造、俳優の西島秀俊ほかが登壇した。
シ-ズン1に出演した国枝選手は「自分で見てウルッときました。いい番組だと思いました」と笑顔で話した。普段の密着取材とは異なり、特別に「妻出演OK」にしたところ、自分でも「なかなか妻のコメントにグッとくるものがありました」と振り返った。
国枝選手は、ライバルたちへの影響を考え「正直なところ、メディアの前でうそをつくことがある。でも、心の中ではそういう状況ではない。それをどこかで吐き出さないと(心が)やられそうになる時がある」と告白。そんな時は妻にしか言えないことがあるとし「それが僕にとっては救い」だと妻の存在の大きさを語った。
東京五輪を1000日後に控え、松岡から現在の思いを問われた国枝選手は「まだ金メダル取れるぞという思いです」と宣言。厳しい状況の中で「どうやったらそういう考えになれる?」と聞かれると「僕も強くなるだけ」と言い切り「この調子でいけば2020年、金メダルは僕だろうなと思う。これはうそ発言じゃない。本気発言です」と笑顔を見せ、会場を沸かせた。
番組のナビゲ-タ-&ナレ-タ-を務める西島は花束贈呈ゲストとして登場。番組でさまざまなパラアスリ-トの人生に触れ「強さ、美しさ、そして強烈な個性を感じました。あとやはり人生を楽しんでいる。情熱、信念を持って夢を語られる姿、パ-トナ-と話す姿を見て、なんか自分はこんなに人生を楽しんでいるのかな…?と正直、嫉妬を覚えるぐらいでした」とコメントした。
シ-ズン2は「勝ち負けよりも、より選手たちの哲学や言葉、情熱、人生にフォ-カスされている。僕もナレ-ションをしながら、ちょっと感動して声が震えてNGになってしまうぐらいでした」と語った。
イベント後の囲み取材で、松岡から「西島さんの『WHO I AM(私という人間)』は?」と問われた西島は「難しいですね。やはり僕は俳優なので、演ずることで自分を昇華したいですね」と語った。
「IPC&WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリ-シリ-ズ WHO I AM」新シ-ズン2は、29日スタ-ト。毎週日曜午後9時、WOWOWプライムで初回放送。
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