2012/07/06 19:30
現在も『銀河へキックオフ!!』や『イナズマレブン GO クロノ・ストーン』などのアニメで活躍している人気声優 小林ゆうが、8月1日にリリースするオリジナル落語とも言える作品を収録したアルバム『モエオチ!』の詳細を明らかにした。
幅広い役どころを演じ分けられる実力派声優としての活動のみならず、大槻ケンヂのライブなどにも客演として出演。また、独創的なタッチで描く絵画で衝撃を与え、ファンからは“画伯”の愛称でも親しまれている彼女だが、このたび詳細が発表された『モエオチ!』は定番の古典落語をアキバやアイドル、オタクカルチャーネタに落とし込んだ新作モエモエ落語を収めた作品となる。
2012年7月現在、ガールズ落語漫画をアニメ化した『じょしらく』などもオンエアされているが、『モエオチ!』で題材になる落語は「寿限無」や「死神」、「まんじゅう怖い」に「芝浜」と広く知られている名作ばかり。彼女は七色の声色を駆使し、とても1人で演じているとは信じがたい新ジャンルの落語を完成させており、早くも名盤の匂いさえ漂っているという。
パッケージはファッション誌『KERA』のモデルとしても活躍している彼女の写真がふんだんに使用され、初回生産分のみピクチャーレーベル仕様に。さらに、8月5日には秋葉原でお披露目公演を行うことも決定している。
◎アルバム『モエオチ!』
2012/08/01 RELEASE
TKCA-73779 1890円(tax in.)
演目リスト:
01.微レ存 ~フルボッコの神降臨~(寿限無)
コミケに初デビューする妹キャラ漫画家と年間3000冊はマンガを読むという姉キャラ自称漫画評論家がコミケウケする漫画タイトルを生み出すというお話。原案はあの有名落語の『寿限無』。152文字にもなる長文タイトルを何度も一気に読み上げる小林ゆうのハイレベルなスキルが堪能できる。
02.タヒネ申~彼女いない暦=享年(死神)
人間誰にでも来ると言われている“モテキ”が全くこない男に遂に来た“モテキ”。しかし、悲しいことに死神に恋焦がれあえなくその一生を終えてしまうという、夏にぴったりの怪談話。
03.じゅうまん怖い~リア充野郎は逝ってよし~(まんじゅう怖い)
完全無欠に見えるタツヤが唯一怖いものがあるという。それは、“言葉使いが荒くて、すぐ手が出る 気の強い女”。いつもタツヤを妬んでいる男たちは、タツヤに“強烈なドS女”をあてがい日ごろの復讐に燃えるが、どうも様子がおかしい。実は、タツヤは、“真性ドM男”だったのだ。イケメンで仕事が出来る完璧な男 タツヤをめぐる合コン落語。
04.シー・バハマ~なんてったって地下アイドル~(芝浜)
涙ものの「芝浜」に未来型○○ロボットが登場。地下アイドル ノン子ちゃんの熱狂的ファンの和菓子職人のマコト。あんなこと、こんなことをすぐに叶えてくれるロボットに頼ろうとするが、かあちゃんの献身的な愛情で立派な和菓子職人に成長する。地下アイドルのノン子ちゃんも自力で夢の大舞台に立つことになる人情話。
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