2017/08/22
映画『スキップ・トレ-ス』のジャパンプレミアが22日、東京都内で行われ、来日中のレニ-・ハ-リン監督、ゲストとしてタレントの内田理央、物まね芸人のジャッキ-ちゃんが登壇した。
本作は、ハ-リン監督がジャッキ-・チェンと初タッグを組んだアクション大作。ジャッキ-演じる香港警察の刑事とアメリカ人詐欺師の相性最悪コンビが、なぜか一緒に追われる身となり、世界中を逃げ回る姿を描く。
『ダイ・ハ-ド2』『クリフハンガ-』などで知られるハ-リン監督の来日は17年ぶり。ジャッキ-との仕事は20年前から希望していたといい「本当は僕が『ラッシュアワ-』(1998年公開)の監督をするはずだったのが、スケジュ-ルが合わなくて断念した。その後、もう1回チャンスがあったけど断念。今回3回目のご縁でようやく夢がかなったんだ」と経緯を語った。
また、ジャッキ-の人柄を「とてもエネルギッシュな子どものような方」と表現したハ-リン監督は「現場にやってくる一番手がジャッキ-。そして最後まで残っているのもジャッキ-。アイデアも次から次へと出てくる人で、現場の私たちはまるで遊園地に投げ込まれたような感じだった」と振り返った。
「多くのアクションスタ-と組んできたけど、彼と一番似ていると思ったのはシルベスタ-・スタロ-ン。100パ-セントの情熱を注ぐし、時間にもきっちりしている。非常にプロ意識が高い」と絶賛した。
この日、花束贈呈ゲストとして駆け付けた内田は、ハ-リン監督と熱いハグを交わすと「とても大きくてびっくりしました」と照れ笑い。映画についても「とっても面白くて、アクションがすごいし、最後はウルッともきました」と興奮気味に感想を伝えた。
2人は、劇中のアイテムにちなんだ巨大マトリョ-シカで“鏡開き”も実施。中から現れたジャッキ-ちゃんに驚いたハ-リン監督だったが、持ちネタのアクションを連発するジャッキ-ちゃんに、すっかり魅了されたようで「これは素晴らしい。続編を作る際は、彼を起用したら予算を節約できるかな」とノリノリだった。
続いて、ハ-リン監督のリクエストで、内田がジャッキ-ちゃんと共にジャッキ-・チェン風アクションを披露。ハ-リン監督は「(ヒロイン役の)ファン・ビンビンの代わりに、内田さんを起用して明日から撮影を始めましょう。続編は日本が舞台となります」とリップサ-ビス。これには内田も「ハリウッドデビュ-の夢が近くなりました」と大喜びだった。
映画は9月1日から公開。
(左から)内田理央、ジャッキ-ちゃん、レニ-・ハ-リン監督
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