2017/08/14
小澤征爾が総監督を務める【2017セイジ・オザワ松本フェスティバル】が、8月12日より開幕した。
オープニングを務めたのは、【OMF室内楽勉強会~金管アンサンブル~発表会】。オーディションによって選ばれた10名の若手音楽家がサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバーの指導のもと約1週間にわたって合宿を行い、その成果を披露するというものだ。本公演は、8月12日に奥志賀高原・森の音楽堂、13日に松本市・あがたの森の2公演が行われ、13日の松本公演ではA.プログ「金管五重奏のための4つのスケッチ」や、「ジョン・ウィリアムズ スペシャルセレクション」など計9曲が披露された。
【2017セイジ・オザワ松本フェスティバル】は1992年に小澤征爾が長野県松本市で創立した音楽祭。小澤の恩師である斎藤秀雄の名を冠して【サイトウ・キネン・フェスティバル】としてスタートし、2015年からは【2017セイジ・オザワ松本フェスティバル】と名前を変え毎夏開催されている。今年は9月10日まで開催され、内田光子、ナタリー・シュトゥッツマン、ファビオ・ルイージらが出演。小澤征爾は8月25日、27日に開催される【オーケストラコンサート Bプログラム】、9月1日に開催される【子どものための音楽会】、そして9月8日、10日に開催される【オーケストラコンサート Cプログラム】への出演が予定されている。
◎公演情報【2017セイジ・オザワ松本フェスティバル】
2017年8月12日~9月10日
キッセイ文化ホール、まつもと市民芸術館、ザ・ハーモニーホールほか
写真:山田毅
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