2017/08/09
経済誌フォーブスが世界で最も稼ぐDJのランキングを発表し、33歳のスコットランド出身DJカルヴィン・ハリスが再びトップに輝いた。5年連続の快挙だ。
ハリスが2017年6月にリリースしたニュー・アルバム『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1』は、収録曲の多くで複数のゲスト・アーティストをフィーチャーし、ヒップホップ界ではよく見られる“posse cut”(ポッセ・カット、集団MCで作る曲)スタイルをポップ・ミュージックの有名アーティストで実現した“pop posse”(ポップ・ポッセ)の黄金時代を呼び込んだとも言える意欲作だ。アルバム収録曲「スライドfeat.フランク・オーシャン&ミーゴズ」がステレオガムの有名な“ソング・オブ・ザ・サマー”アンケートで堂々1位に選ばれるなど、勢いが止まらない彼だが、2016年6月から2017年6月までの収入が4,850万ドル(約53億円)だったとロイター通信が伝えている。
2位は同じく5年連続でオランダ出身DJティエストがランクイン。収入は3,900万ドル(約42.8億円)と、1位との差が大きい。特筆すべきは毎年3位だったデヴィッド・ゲッタがザ・チェインスモーカーズに抜かれたことだろう。去年大ブレイクを果たした二人組の収入は3,800万ドル(約41.7億円)だった。
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