2017/08/03
FTISLANDのリーダー、チェ・ジョンフンが、初のソロファンミーティング【チェ・ジョンフン(from FTISLAND) 1st Solo Fanmeeting in Japan ~フニの声、舞、描~】を1日、中野サンプラザで開催した。
会場内には、期待に胸を膨らませるファンの熱が満ちていた。2名のダンサーを引き連れて登場したジョンフンは、完ぺきにマスターした“恋ダンス”(星野 源『恋』)を披露。小さな指ハートを作ってカメラに視線を固定しながら目からもハートを飛ばすと、客席から黄色い声が上がった。
2曲目には、自作のFTISLANDの楽曲が来るかと思いきや、日本の文化好きを公言するジョンフンが自ら探し出したという『きよしのズンドコ節』(氷川きよし)の変化球セットリスト。以前メンバーのホンギが「フニはキャッチーなものを見つけてくるのが上手い!」と褒めていたのも頷ける選曲で、会場を沸かせていた。そんな客席の好反応もあってか「ライブもいいけど、僕の違う魅力を見せられるファンミーティングもいいですね。俺もやればできるな!」と手応えを感じていたジョンフンだった。
続いては、“人生グラフボード”を元にしてトークを展開。ピアノは、6歳から15歳まで習っていたそうだが、今では一心同体のように巧みに操っているギターについては「始めたのは事務所に入ってから。それまではギターのギの字も知らなかった!」という衝撃の事実に会場がどよめいた。
また、ファンミーティングらしく、全員参加で“人生◯×クイズ”を楽しむ時間もあった。「通っていた小学校で1番モテた」という質問に、“◯”と自己申告の回答をすると、「失礼しました。すみません(笑)」と恐縮していたが、中学時代にもイケメンで噂になって多くの芸能事務所から声をかけられた話や、サッカーでスカウトされたこともあるなど、輝かしいスカウト経歴についても赤裸々に語っていた。正解して残っているファンのなかに男性を見つけると、「かっけーな! フニのこと知ってるな!」と親しみを込めて嬉しそうに話かける場面も。全問正解した1名には、楽屋で描いたというギターピックの絵が手渡された。
「秋に引っ越す予定の新居にはアトリエを作って、本気で絵を描くつもり。来年には個展を開きたい!」と意気込みを語ったジョンフンは、昼公演でペインティングゲームに挑戦。用意されたキャンパスに目隠しをしたまま描いたお題をファンが当てていく。顔に絵の具をつけながら奮闘したものの、目隠しというハンデのために苦戦。最後のお題「釣り」の絵にはようやく満足したようで、「これは素敵だな!」と自画自賛するジョンフンに、司会者が「部屋に飾っておきたくなるくらいですね!」と気遣いのコメントをすると、「ウソやん!(笑)」と満面の笑みでツッコミを入れていた。
また他のメンバー全員からのビデオメッセージも到着。映像の中には、「僕もソロファンミーティングをやってみたい!」(ミンファン/Dr.)と、ファンの期待を煽るコメントも。さらにメンバー以外にBIGBANGのV.Iから「フニは愛をもらわないと枯れちゃう花だから、皆さんの愛をたくさんあげてください!」という大親友らしい思いやりのコメントに続いて、「フニのお尻がすごい!」と暴露すると「見せて」コールを会場に巻き起こして、イベントの盛り上げに一役買っていた。
昼夜の両公演ともに盛りだくさんな内容だったが、最後の挨拶になっても「本当に終わりですか!? もっとやりたいのに残念です」と物足りない様子。「ソロファンミーティングができたのは皆さんのおかげです。来年も再来年もできるように頑張るので、皆さんも応援よろしくお願いします。9月のツアーでまた日本に戻ってくるから、ちょっとだけ待っててね!」と感謝の気持ちを伝えていた。
「この歌を歌うのは今日が最後です。次は別の曲を準備します!」と宣言しながら、ジョンフンといえばの定番カバー曲「海の声」(浦島太郎/桐谷健太)を歌い上げて本編は終了し、初めてのソロファンミーティングで自分の“声”をしっかりとファンに届けたジョンフンは、最後まで熱い声援を送ってくれた来場者全員をハイタッチで見送った。
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