「ブロ－ドウェイミュ－ジカル『シカゴ』２０周年記念ジャパン・ツア－」が２日、東京都内で開幕。公開舞台稽古が行われ、主人公ロキシ－を演じる女優の米倉涼子と出演者らによる囲み取材が行われた。
　２０１２年７月に同作でブロ－ドウェイデビュ－した米倉が、約５年ぶりにロキシ－役にカムバック。７月には、ニュ－ヨ－ク・アンバサダ－劇場での上演を成功させ、これが日本凱旋公演となる。
　ニュ－ヨ－クでも共演したアムラ＝フェイ・ライト以外のキャストとは、この日が初対面。米倉は「ちょっとドキドキしながらも、皆さん、やり方やパ－ソナリティ－が全然違うのでエキサイトしていました」とにっこり。２度目のロキシ－についても「やっぱり楽しい」と手応え十分の様子で「初顔合わせだけど、逆にいろんなエネルギ－が混じり合ってすてきなショ－が出来ると思う。とにかく頑張りたい」と声を弾ませた。
　シカゴが２０年間、愛され続けている理由について聞かれた米倉は「私はまだ一番ペ－ペ－、シカゴのファンとして参加させていただいている一員ですが、見ててもやってても思うのは本当に無駄のない、必要なものしか無いミュ－ジカル。キャスト全員、そしてオ－ケストラにまで気持ちが行き渡っている。全部が一つになっているんです」と力説した。
　インタビュ－後には、今月４２歳の誕生日を迎えた米倉に特大ケ－キと花束のサプライズがあり、共演者からバ－スデ－ソングで祝福された米倉は感激の面持ち。４２歳の抱負を問われると「とにかくこれ（日本公演）を終わらせます。終わったら何しようかな？　とりあえず飲む！！」と豪快に笑った。
　本公演は都内の東急シアタ－オ－ブで８月２日～１３日、上演。
ロキシ－を全身で演じる米倉涼子

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