2017/08/07
SHERBETSが、7月23日にビルボードライブ東京にて2017年初となるライブ【TIME TRIP】を開催した。
1stステージでは、元BLANKEY JET CITYの“ベンジー”こと浅井健一(Vo./Gt.)とともに、福士久美子(Key./Cho)、仲田憲市(Ba.)、外村公俊(Dr.)のメンバー4人がドリーミーなSEに合わせて登場。まずは、ずっしりと重く歪みあるサウンドの「はくせいのミンク」で2017年初となるライブの幕を切った。そして浅井が「Hello!」と観客に呼び掛けると、「Stealth」に続き、激しいイントロでオーディエンスを圧倒した「アンドロイドルーシー」を披露。続く「Crashed Sedan Drive」では、浅井が激しくかき鳴らすギタープレイで客席を魅了した。その後の「Under the Bed Blues」では、曲が終わると同時に浅井がピックを投げ、観客に対して「食べてる?」と優しく声をかけるシーンもあり、ビルボードライブならではの親密な光景が広がった。また物語性のある「リディアとデイビッド」では特にアウトロの美しい旋律のピアノが印象的だった。そして、独特な雰囲気の中「She」からインストの新曲、「サリー」、「ジェイムズさん」、さらにダーキーで力強くポップな「ひょっとして」を立て続けに披露。MCを挟むことなく、前半からSHERBETSワールド全開でテンポ良く進むステージに惹き込まれた。
途中、浅井が「今日は来てくれてありがとね!来年20周年なんだけど、どう感じる?」とメンバーに問いかけると、福士(Key./Cho)が「カウントするとすごい。こうして4人で色々あって、笑えるなーって」と答えた。逆に、浅井は他のメンバーから聞かれると「考えとくわ。来年までに」と彼らしいコメントで会場の笑いを誘った。そして、色気たっぷりな歌メロが印象的な「LADY NEDY」でライブを再開し、本編最後は「風の話」。そしてアンコールで再度ステージに登場すると「Mrs.Shelly Crown」、「並木道」を歌い上げ締めくくった。
着席スタイルのクラブ空間でのライブとなったが、サイケデリックで、彼らにしか出せない唯一無二の世界観がオーディエンスをくぎ付けにしたSHERBETSの魅力溢れるステージだった。なお、浅井健一は11月から3ピースバンド、浅井健一& THE INTERCHANGE KILLSで全国9都市をまわるツアーが発表されており、オフィシャルホームページ先行予約がスタートしている。
Photo:岩佐篤樹
◎公演情報
SHERBETSワンマンライブ【TIME TRIP】
2017年7月23日(日)※終了
ビルボードライブ東京
◎ツアー情報
浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS【どこにもない景色TOUR 2017】
11月06日(月)名古屋・JAMMIN’
11月07日(火)大阪・Shangri-La
11月09日(木)松江・canova
11月11日(土)福岡・DRUM Be-1
11月12日(日)鹿児島・SR HALL
11月21日(火)札幌・Sound Lab mole
11月23日(祝)前橋・DYVER
11月24日(金)福島・Out Line
11月28日(火)東京・LIQUIDROOM
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