2017/07/24
現地時間2017年7月21日~23日にかけて米カリフォルニア州エクスポジション・パークにて開催された【FYF Fest 2017】。ここでは、ビョーク、ミッシー・エリオット、フランク・オーシャン、そしてナイン・インチ・ネイルズがヘッドライナーを務めた同フェスのBillboard JAPAN特派員による最速レポートをお届け。今回は、ビョークとともに初日のヘッドライナーを務めたミッシー・エリオットのライブ・レポートを紹介する。
【FYF Fest 2017】のラインナップ発表とともに、これが2017年で唯一のパフォーマンスも同時に発表されたミッシー・エリオット。これまでのミュージック・ビデオやライブの模様を編集した映像集が流れ、ステージ中央に設置された扉からミッシーが登場し「She’s a Bitch」でスタート。男女ダンサー8名、DJ、MC1名を従えて、ステージを左右に動いてオーディエンスを煽り、彼女のパワフルでポジティブなエネルギーが溢れていた。
病気が理由であまりライブはしないため、今回のライブはアメリカでは実に10年ぶり。そのライブを一目見ようとオーディエンス側にいるタイラー・ザ・クリエイターをミッシーが発見。さらには、ステージ下手を見て「もしかしてそこにいるのはB?」とビヨンセやジャネット・ジャクソンが見守る中、「I’m Really Hot」「We Run This」「The Rain」「Hot Boyz」と往年のヒットを連発。
迷彩服に衣装替えたミッシーからオーディエンスに「携帯は一旦かたづけてこの一瞬をみんなと共有したい」そして、一緒にジャンプして欲しいというリクエストの後の「Get Ur Freak On」。オーディエンスの跳ね上がり具合が足りなかったのか2回ほどダメ出し。続いて「Work It」「Pass That Dutch」。その後、TZUJIのスパンコールが散りばめられたド派手な衣装に着替えるなど、ファッションへのこだわりも凄い。
オーディエンスとライブで繋がることが一番大切でステージからでは十分に繋がれないと頻繁に説明していたミッシー。大袈裟ではなくライブの3分の1ぐらいはオーディエンスにいるところまで下りて、パフォーマンス。「Lose Control」も前半部分はオーディエンス側にいて、ラストは「Rock The Boat」。ライブ冒頭で登場した扉の中へとミッシーは消えていき、再度開かれた扉にはミッシー人形が登場。その帽子には“LEGEND”と書かれており、文字通りレジェンドの貫禄を見せつけたライブだった。
Photo: FYF 2017 Goldenvoice Media
◎公演情報
【FYF Fest 2017】
2017年7月21日~23日
米カリフォルニア州エクスポジション・パーク
INFO: https://fyffest.com
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