リンキンのチェスター・ベニントンが死去、ブルーノ来日の兆し、ジェイ・Z『4:44』が首位デビュー：今週の洋楽まとめニュース

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2017/07/22 11:00

　今週の洋楽まとめニュースは、衝撃の悲報から。現地時間2017年7月20日、リンキン・パークのフロントマンのチェスター・ベニントンが、米LAの自宅で死亡しているのが発見された。41歳だった。このニュースを最初に報じたTMZによると、チェスターはパロス・ベルデスの自宅で、首を吊った状態で発見され、自ら命を絶ったとのことだ。チェスターには6人の子供がおり、この日は、今年5月に亡くなった親友クリス・コーネルの誕生日でもあった。

リンキン・パークのチェスター・ベニントンが41歳で死去
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　続いては、20日に始まった謎のカウントダウンについて。コンサート・プロモーター「H.I.P.」の特設サイトに“XXIV K”のロゴと謎のカウントダウンが表示された。“XXIV K”と言えば、ブルーノ・マーズ通算3作目となるアルバム『24K・マジック』のアイコンともいえるキーワードで、ブルーノ・マーズに関する発表なのでは……と囁かれている。現在【24K Magic World Tour】を敢行中のブルーノ。日本のファンにとって待望の来日ニュースとなるのか、続報に注目したい。
　
ブルーノ・マーズ来日の兆しか!?　“謎のカウントダウン”が開始

　さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ジェイ・Zの新作『4:44』が、初動ユニット262,000を獲得しNo.1デビューを飾った。2017年6月30日にリリースされた本作は、本来、先週のアルバム・チャートで初登場するはずだったが、リリースから1週間は自身が所有するタイダル(TIDAL)限定で配信されていたため、チャートにはランクインしなかった。今週は、タイダルを除いたアップル・ミュージックなどで獲得したストリーミングと、iTunesなどのダウンロード数が加算され首位を獲得する結果となった。

【米ビルボード・アルバムチャート】ジェイ・Zが14作目のNo.1、21サヴェージのデビュー作が初登場2位の快挙

　そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ルイス・フォンシ＆ダディ・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」が、遂に10週目の首位に輝いた。先週よりもポイント・ダウンしたものの、セールス、ストリーミング、エアプレイ共に安定したポイントを獲得。今年の1月から12週間の首位をマークしたエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」に迫る記録となっている。また、たった半年でストリーミングされた合計が46億回を突破し、ジャスティンの「ソーリー」（とそのリミックス）の43.8億回を超えて世界で最もストリーミングされた楽曲となる大記録を達成した。

【米ビルボード・ソングチャート】「デスパシート」が遂に10週連続首位、ジェイ・Z新作から9曲ランクイン
 「デスパシート」、たった半年で世界で最もストリーミングされた楽曲に

　替わって、今週のBillboard JAPAN洋楽チャートは、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が遂に通算10週目のNo.1を獲得した。動画再生回数、ストリーミング、Twitterの3指標で洋楽勢TOPをキープし、2位に停滞するカルヴィン・ハリスに500ポイント差で、今週も首位を保持した「シェイプ・オブ・ユー」。今週晴れて10週目という大台にのったが、洋楽チャート首位最長記録は15週のオースティン・マホーンの「ダーティ・ワーク」が保持しているため、まだまだ記録を伸ばせるか気になるところだ。そんなエドは今週、『ゲーム・オブ・スローンズ』へのカメオ出演や自身のTwitterアカウントを一時的に削除するなど話題が絶えない1週間となった。

【ビルボード】エド・シーランが通算10週目のNo.1、「デスパシート」がTOP3に急伸
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