2017/07/11
6月9日に行なわれた定期公演をもって新体制(日本国内組5人、LA留学組2人)へと移行したCheeky Parade。国内組5人による初パフォーマンスが、7月8日から横浜赤レンガパークにて開催されていた『アイドル横丁夏まつり!!』にてお披露目となった。
最新曲「Shout along!」の衣装を夏仕様にアレンジし、久しぶりにファンの前に登場したチキパ。誰にも負けられない勝負のゴングが鳴り響くかのように「チィキィファイター」から新生チキパの夏をスタートさせていく。
「チキパは終わってなんかないです。終わらせたくなんかないんです。諦めたらそこで終わり。諦めてないよ。皆をまだ武道館にだってつれていけてないんだもん。二人のこと迎え入れてないんです。約束果たすために、これからもっともっと辛いことだっておっきい壁だっていっぱいあると思います。でも乗り越える覚悟は出来てます。こんな私達だけど、これからもついてきてくれませんか?」── 永井日菜(6月10日のオフィシャルブログ より)
チキパの決意はオフィシャルブログなどでも読み取ることができた。5人は現実から目を背けることなく、自分たち、支えてくれるスタッフ、ついてきてくれるファンを信じ、LA組のためにも、この試練に全力で立ち向かうと決めたあの日。ライブがなかった約1ヶ月の間、彼女たちは拭いきれない不安と戦いながら、それでも前だけを向き、新体制初ステージに向けて準備を進めた。
MCを挟まずに「Tactics」「Hands up!」と続けた初日午前のステージ。5人は、真夏の太陽よりも眩しく輝こうと、自分たちの持てる魅力を最大限にまで放出するステージを展開し続ける。覚悟、決意、想い、願い。そのすべてをぶつけるようなパフォーマンスは、水面に落とした小石から広がる波紋のように、観客側にも共振していく。冒頭こそ新しい歌割りに様子見な状況もあったかもしれないファンや観客も、むしろ進化したチキパを楽しむように、いつものようにコールを浴びせる。のちのオフィシャルブログやTwitterなどで本人たちも発信していたが、この熱い声援こそが、5人が直前まで抱えていた不安を吹き飛ばし、笑顔を呼び込んだ。それは、ステージを観ていてメンバーの気持ちを燃え上がらせたその瞬間がわかるほどに、であった。
新体制初ステージで勢いがついたチキパのライブは、その後からが凄まじかった。この日2回目のステージでは、炎天下と土埃いう過酷な環境下で、途中「SUPER STAR」で音が出なくなる音響トラブルが発生。しかし、5人の想いに共振したファンが詰めかけた会場からは、マイクに声が乗らないメンバーの代わりにシンガロングが起こり、強烈な一体感を構築する。
さらに、2日目のメインステージでは、観覧エリアに実に人波と言わんばかりの多くの観客が殺到。ライブの口火を切った「無限大少女∀」で、譲れないモノ、守りたいモノ、描いた未来、“ありがとう”の意味、自分たちが今ここに立っている理由をあらためて噛みしめるメンバーに大きな歓声が送られると、「M.O.N.ST@R」で誰もが晴天の空に人差し指を突き上げて、あらためてNo.1を誓う圧巻の光景を描き出していた。
すべてを受け止めて、それでも顔を上げ、進むべき明日に向かって歩みを進めた新生Cheeky Parade。2017年の夏は、彼女たちとって忘れてはいけない決意と覚悟の夏になる。
テキスト&写真:Yosuke Tsuji
◎イベント出演情報
【SEKIGAHARA IDOL WARS 2017 ~関ケ原唄姫合戦~】
7月22日(土)、23日(日) 岐阜 桃配運動公園
【CBCラジオ夏祭り】
7月29日(土) 愛知 名古屋 栄 光の広場
【六本木アイドルフェスティバル2017】
7月30日(日) 東京 SUMMER STATION LIVEアリーナ
【今夜はアナタのSUPER LIVE!!~真夏の激アツLIVE SP~】
7月31日(月) 東京 渋谷TSUTAYA O-EAST
【TOKYO IDOL FESTIVAL2017】
8月4日(金)、5日(土)、6日(日) 東京 お台場 青海周辺エリア
【東京アイドル劇場プレミアム「Cheeky Parade公演」】
8月13日(日) 東京 品川グランドホール
【JAPAN EXPO IN THAILAND】
9月2日(土)、3日(日) タイ サイアムパラゴン5階「ROYAL PARAGON HALL」
【Cheeky Parade 定期LIVE ~鈴木友梨耶・永井日菜 プロデュース~】
9月16日(土) 東京 青山RizM
【チキパの遠足~ジャガイモは最後に入れようね編~】
10月9日(月・祝) 神奈川某所
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