2017/07/12
高橋 優が、映画『honey』で映画初出演することが分かった。
本作は、2012年9月~2015年12月まで集英社 別冊マーガレットに連載されたコミックの実写版。高橋の役は、平 祐奈が演じるヒロイン奈緒の叔父・小暮宗介(こぐれ・そうすけ)だ。小暮は、小さい頃に両親を亡くした奈緒とずっと一緒にいるために、仕事を辞め、奈緒の両親の喫茶店を継ぎ、毎日奈緒に「おかえり」を言い続ける奈緒のたった1人の家族。平野紫耀演じる鬼瀬大雅と出会うまで、奈緒は小さい頃からずっとそばにいてくれた宗介に憧れを抱き続ける。
今回の起用について、森川プロデューサーは「高橋 優さんの歌における詩の世界と、ライブやラジオでのパフォーマンスに、演技者としての新しいセンスを以前から感じていて、本作における宗介の持つ孤愁と優美な様は、高橋さんの多層な魅力に含まれていると確信していました。」と、コメント。高橋は、「できるだけ、自分がどうやりたいかよりも、監督がどうしたいのかを聞きながら、演じるようにしました。演じている分には楽しかったんですけど、撮影中、自分のシーンをあんまりチェックしていないので、自分がどういう芝居をしたか、どう映っているか、わからないので気がかりです」と不安な様子を見せたが、製作陣は「台本上ではユーモアと活力ある宗介の部分が足されていますが、これも高橋さんを想定しての事。この映画の面白さに寄与していただきました。」と手ごたえを感じている。
本作のメガホンをとるのは、数々のTVドラマを手がけ『ピーチガール』で長編映画監督デビューを飾った神徳幸治。さらに、高橋演じる宗介の昔の同僚で元恋人役に臼田あさ美、平野演じる鬼瀬を1人で育ててきた母親役に中山 忍、宗介の喫茶店フェリーチェの常連客・田崎和彦役に坂田聡など、実力派キャストが脇を固める。映画『honey』は、2018年春、全国ロードショー。
◎小暮宗介(こぐれ・そうすけ)役 高橋 優 コメント全文
今回、はじめて映画に出演させていただきました。撮影現場は自分が思い描いていたよりも、はるかに楽しかったです。出演者の皆さんも、スタッフの皆さんもコミュニケーションがとれているし、笑顔の絶えない現場で、僕がいつも音楽の現場でそういう雰囲気作りを心がけてきたので、すごく溶け込みやすかったし、「自分もここにいていいんだな」という気持ちになれました。(音楽と映画の違いは)普段、歌を歌うときは、僕は作詞作曲をしていて、ステージングまで結構、僕が意見を言ってやらせてもらっている部分が多いんですけど、映画に関しては完全に監督の思い描いているものに自分が近づいていく作業だと思っていて、今までの自分の人生でそういうことをやったことがなかったので、できるだけ、自分がどうやりたいかよりも、監督がどうしたいのかを聞きながら、演じるようにしました。演じている分には楽しかったんですけど、撮影中、自分のシーンをあんまりチェックしていないので、自分がどういう芝居をしたか、どう映っているか、わからないので気がかりです(笑)なにぶん結果(完成)を見てないのですが、見るのも楽しみにしています!『honey』は、鬼瀬大雅と小暮奈緒の出会いと恋愛模様が主軸になる作品だと思いますが、それだけでなく、奈緒のバックグラウンドというか人柄、鬼瀬大雅の方にもバックグラウンドがあって、ひとりひとりの人間物語もしっかりと構築されているお話だと思うので、ただ一概に恋愛の物語という風に限定せずに、ヒューマンドラマとして見ても楽しんでいただける作品なんじゃないかなと僕は思っています。
◎神徳幸治監督 コメント全文
高橋さんを初めて観たのは数年前『みんなエスパーだよ』のタイトルバックでした。俳優たちの真ん中でまっすぐな目をして歌う彼を観た時の衝撃が忘れられず、いつか仕事をしたいと思っていましたが、まさか俳優として仕事をするとは思ってもみませんでした。宗介はまっすぐで、自分の夢を奈緒に託せる素敵な大人です。高橋さんは宗介と重なる部分が多く、お芝居は初めてでしたがリハーサルを重ねるにつれ、宗介という役を全身で吸収していく彼に圧倒されていきました。映画『honey』のとても重要な宗介という役で、僕があの時受けた衝撃を皆さんにも伝えられることが今から楽しみです!
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