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2017/06/30 22:00

『パイレーツ・オブ・カリビアン』新キャスト、ブレントン・スウェイツに来日インタビュー

 全世界待望の最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で主要キャラクターの一人、ヘンリー・ターナーを演じるブレントン・スウェイツが6月中旬に来日した。

 『キング・オブ・エジプト』(2016年)や『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(2014年)で主演を務めた経歴を持つブレントンはオーストラリア、ケアンズ出身の27歳。本作で共演のジョニー・デップやジェフリー・ラッシュ、ハビエル・バルデムらトップ俳優にも負けない演技力と容姿で大ブレイクが期待される。本作でブレントンはオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーの息子ヘンリーを演じ、3作目『~/ワールド・エンド』(2007年)で10年に一度しか陸に上がれない幽霊船フライング・ダッチマン号に閉じ込められた父の呪いを解くため、ジャックと“ポセイドンの槍”を探す旅に出る。

 自身のキャラクターについてブレントンは「本作の序盤で幼いヘンリーと父親のやり取りから、なぜヘンリーがジャックを探し出さなくてはならないのか、そして父親を救い出すことが彼の指名だということが明確に表れる。この明確さが、観客もヘンリーに共感しやすい部分なのでは」と話す。

 今作の撮影はブレントンの故郷でもあるオーストラリアのゴールドコーストをベースに撮影された。撮影時は現場から20分ほどのところで滞在していたようで、「家族や友人の近くでの撮影は俳優人生の中でも最高の出来事。夢が叶った」と故郷での撮影を非常に楽しんだようだ。ジョニー・デップとの共演シーンも多く、「彼は話しかけやすくて一緒に仕事をしやすい人。アドリブも結構多く、ジャック・スパロウは自由に振る舞って、それが面白いけど、自分のキャラクターは設定からあまり外れることが出来なかったから、僕はあまりその自由がなかったんだ」とジョニーとの撮影エピソードも教えてくれた。

 本作の邦題は『~最後の海賊』だが、原題は“Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)”となる。このサブタイトルにちなんで、ブレントンに心霊経験があるか訊いてみた。すると、「あるよ、それも2回。一度は古い劇場で、二度目は友人宅で。彼の家は100年前に建てられた農場で、そこで起こる心霊現象を聞かされていたけど、実際にそこで経験したよ」と何とも興味深い話をしてくれた。その容姿や劇中で披露されるカッコいいアクションシーンを観て、これからブレントンのファンが増えることだろう。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より公開。

Text: Mariko Ikitake
Photo: Yuma Totsuka


◎『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』予告編
https://youtu.be/OmkvSo6z5jI

◎作品情報
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』
2017年7月1日(土)より全国公開
監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
出演:ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ジェフリー・ラッシュほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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