2017/06/05
真部脩一(ex相対性理論)の新バンド“集団行動”。2017年6月28日にリリースとなるデビューアルバム『集団行動』より、収録曲「ホーミング・ユー」のミュージックビデオが公開された(https://youtu.be/CUpgdwuEJxw)。
MVにはヴォーカルの齋藤里菜が東京の街中の群集をすり抜けながら「何か」に追われている姿が映し出されており、「鬼ごっこ」さながらの展開が繰り広げられている。映像は実写とアニメーションが融合。東京が架空の街のようにも見える不思議な空気感を醸し出している。
◎制作コメント
今回のMVは東京の街中を撮影した映像の肖像権の発生する部分にカラーモザイクを加えるというアルバムジャケットと同じ手法で制作。齋藤以外はカラーモザイクで隠され、カメラが齋藤を発見し次第追跡するような映像に仕上がっている。各カットの中に隠れている齋藤を発見するゲーム性もあるMVだ。
コンパクトデジタルカメラを利用し、実際にカメラマンが齋藤を追いかけながら撮影したロースペックでありながら身体性の伴う映像が、事件性とドキュメント性を強調し、さらには他のMVにはない独特の疾走感を演出した。カラーモザイクで肖像権による撮影の不自由さを解消したこともカメラワークの自由さに貢献している。
アートディレクターによる色彩設計と、アニメーションディレクターによる作画でコラボレーションしたカラーモザイクを入れ込むことで、感情の引き込まれるような実写映像とグラフィックデザインとアニメーションの中間のような作品に仕上げた。
【Creative Director/Director 矢後直規_Naonori Yago_SIX】
『 写真と映像、そしてその間のこと 』
集団の中にいる個。私たちは無意識化に見たいものだけを見ている。
コンパクトカメラを用いて身体性を持って撮影することで得た映像から切り出されたコマを写真として一枚づつ見ていくと偶発的に撮影されたものと数多く出会う。制作の中で意図的にフォーカスが合っていなくて見えないものと激しくブレていて見えないもの、さらにアニメーションによって見えないものが混在することで、我々が普段生活する中で意識の外に追いやってあえて見ていない人やものを再認識させ、その見えない領域を見ようと想像する。
【Director of photography 濱田祐史_Yuji Hamada】
<ジャケットコンセプト>
アルバムのビジュアルクリエイションではカラーモザイクを使いながら東京の街中を撮影、ありのままの集団を映し出した。ドキュメントフォトで等身大の東京を写すことで、集団になった人々のパワーと、集団からはみ出した個の違和感を表現。本アルバムでは、規律のとれた一糸乱れぬ集団行動ではなく、個人的な行動の連続よってできた集団行動の妙がテーマになっている。
【art direction & graphic design 矢後直規_SIX/photography 濱田祐史/graphic producer池田了_P.I.C.S.】
◎リリース情報
アルバム『集団行動』
2017/06/28 RELEASE
<CD>VICL-64801 / 2,000円(tax out.)
1. ホーミング・ユー
2. ぐるぐる巻き
3. 東京ミシュラン24時
4. バイ・バイ・ブラックボード
5. 土星の環
6. AED
7. バックシート・フェアウェル
<チェーン別CD購入特典>
下記チェーンにて、集団行動デビューアルバム「集団行動」(VICL-64801)をご予約・ご購入いただきました方に先着で、各オリジナル特典をプレゼント。
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「集団行動 オリジナルポストカード」
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