2017/05/31
ロックレジェント達の撮影を続けてきたロックンロールの世界で最も知られる写真家・BOB GRUEN (ボブ・グルーエン)の写真展が、2017年7月20日~8月6日の期間、パルコミュージアムにて開催される。
本展覧会では、彼の写真集『ROCK SEEN』の日本版発売を記念し、その中から、昨年ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランや、ニューヨークパンクを代表する人物の一人パティ・スミス、パンクの生みの親ジョニー・サンダース、ロンドンパンクの二強ザ・クラッシュとセックス・ピストルズなど、ロックシーンを代表するミュージシャン総勢100人の写真を展示する。
写真集『ROCK SEEN』は、舞台裏の極めて私的なショットも含めて、ボブ・グルーエン自身がその長い経歴の中で蓄積してきたお気に入り写真から厳選し、監修した集大成である。音楽の歴史を記録するグルーエンの類い稀な能力と、被写体と共有しているある種の愛情が、どのページでも見事に証明されている。この待望の日本版には、日本のロックンロール・ファンたちへの“ボーナス・トラック”として、グルーエン自身が撮影したフジロックのロックシーンが16ページに渡り追加収録されるとのことだ。
ボブ・グルーエンは、初期アイク&ティナ・ターナーのライブ撮影に始まり、ジョン・レノンとヨーコ・オノの私設写真家としてのちに最も有名となる彼らの象徴的イメージを写真に収め、レッド・ツェッペリン、エルトン・ジョン、キッス、アリス・クーパー等大物ロック・アーティスト達を撮影してきた。1970年代にはRock Scene Magazineのチーフ・フォトグラファーとして、ニューヨーク・ドールズ、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ラモーンズ、パティ・スミス・グループ、ブロンディーら若手パンク/ニューウェーブバンドのツアーに同行し、シーンの舞台裏を撮影。今もなお40年以上、ロックンシーンを写真に収め続けている。近年、プリンス、デヴィッド・ボウイ、チャック・ベリーなど、ロックレジェンドの呼び名にふさわしいミュージシャンが次々とこの世を去る中、まさにその生き証人とも言える存在だ。
◎イベント情報
【写真集「ROCK SEEN」刊行記念 ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド展 corporate with FUJI ROCK FESTIVAL】
会場:PARCO MUSEUM(池袋パルコ 本館7F)
期間:2017年7月20日(木)~8月6日(日) 10:00~21:00(最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料
※FUJI ROCK FESTIVAL ‘17のリストバンドを着用してご来場の方は入場無料
主催:PARCO
協力:SMASH/GAN-BAN/Japan Uni Agency
◎ボブ・グルーエン写真集『ROCK SEEN』
B4変形型/304ページ
著者:ボブ・グルーエン
価格:6,000円(tax out.)
発行・発売:SMASH
※パルコミュージアムにて先行発売
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