2012/03/07 22:00
3月7日 日本各地の美しい情景や温かさが感じられるニューアルバム『ニッポンの唄~喜びのうた~』をリリースした岡平健治が、今作や5月より開催する35都道府県38公演弾語り自走ツアーについて語った。
19、3B LAB.☆S、そしてソロで様々な音楽を表現してきた岡平健治は、それぞれの音楽的特性を「世界観は、全て一緒。サウンドが違います。19は、ネオフォーク。3B LAB.☆Sは、日本語パンクロック。ソロは、バラードポップス。ざっくり分けるとこういうかたちになりますね。でも、聴いて頂くみなさんの感性にお任せします」と説明。その上でソロ活動については、「自走ツアーで一人で車を運転して全国を回っていて、もしかしたらこんなに日本各地を回っているアーティストはいないんじゃないかなと思うんだけど。僕の歌はもちろん届けたいと思ってるけど、それ以上に一人で必死になっている姿を見てもらって、こんな風に頑張ってる奴もいるぞっていう、そこから何か感じてもらえたらとも思ってるんです。あいつも頑張ってるから、俺も頑張ろうみたいな。それも含めてエンタテインメントしていきたいっていうか」と語っている。
そして、ソロ最新アルバム『ニッポンの唄~喜びのうた~』については、「そうやって一人で全国を回ってると、やっぱり僕は日本が好きなんだなと改めて気づくんです。一人でツアーをしていると言っても、実際は各地でみんなに助けられながらライブが行えていて、すごく人の温かさを実感するし、四季があったり、地方によって方言が違ったり、自然がきれいだったり、こんなに気候も過ごしやすくて、コンパクトで、最高の国だと思います。各地で地元を愛して守っている仲間達にもたくさん出会ったし。『ニッポンの唄~喜びのうた~』は、全国のみんなへの僕ができるプレゼントだと思っています。みんなが自然と好きになっている生まれた土地や育った土地をみんなの代わりに、僕なりに歌にして、届けられたらと思ってるんですよね。実際に地元の人間じゃない僕が歌うから照れずに言えることってあると思うんです」とコメント。
また、5月より開催する【岡平健治ソロ35都道府県38公演弾語り自走ツアー2012~ニッポンの唄~】に関しては、「実は、デビューから10年経った頃に、もう音楽をやめて地元の広島に帰ろうかなと思ったんです。それで、その前に日本一周をして見聞を広めようと思い立ってはじめたのがきっかけです。それで味をしめちゃって(笑) 既に自走ツアーを4回行って、総移動距離が約51000km。今年で5回目になります」と自走ツアーを始めたきっかけについて語りつつ、「今年は、北海道から沖縄まで38公演行います。自走なので、まずは安全運転で回りたいと思ってます。それと、アルバム『ニッポンの唄~喜びのうた~』を全曲ライブで歌いたいですね。みんなと一緒に作っていくツアーなので、各地で楽しく迎えてもらえたら嬉しいです」と意気込んでいる。
◎岡平健治 これからのニッポンに期待すること。
「これからのニッポンは、大事にしていかなければいけないことがたくさんある思っています。例えば、一系統で保たれている天皇制もそう。世界各国を見れば革命などにより続いていない。自然体で守るべきことを守る、人や物を大切にする日本人の優しさを忘れてはいけないと思います。
僕は日本人は今のままで良いと思っていて、音楽も物作りも日本独自のスタイルを貫いていけばいい。海外を真似る必要もない。そして、良い海外の文化も受け入れる懐の深い日本人でいたいと思います」
◎アルバム『ニッポンの唄~喜びのうた~』
2012.03.07 RELEASE
[初回限定盤DVD付]
VIZL-462 3,675円(tax in.)
[通常盤]
VICL-63848 3,150円(tax in.)
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