2017/05/26 11:00
2017年5月11日にリリースされたマイリー・サイラスの新曲「マリブ」が、最新の米ビルボード・ソング・チャート(2017年6月3日付)で10位にランクインした。マイリーの全米TOP10入りは、前作『バンガーズ』(2013年)に収録されている、自身初の全米No.1獲得を果たした「レッキング・ボール」以来、3年半振り、自身9曲目の快挙。
新曲「マリブ」は、その「レッキング・ボール」や『バンガーズ』からの1stシングル「ウィ・キャント・ストップ」とはまったく違うタイプの曲で、シェリル・クロウやアラニス・モリセットなどを彷彿させる、カントリー・ロック調のポップ・ソング。風通しの良い、爽やかなナンバーだ。
リリース同日に公開されたミュージック・ビデオは、ツインテールにナチュラルメイクのマイリーが、白いワンピースでビーチを駆け抜ける、曲にハマった内容に仕上がっている。この曲には、タイトルになっているマリブ・ビーチでの思い出が綴られていて、海や砂浜、太陽など、夏らしいワードが登場する。歌詞の内容、サウンド、ビデオ全てがこれからの季節にピッタリだ。
制作兼プロデュースは、カリフォルニア出身の音楽プロデューサー、オーレン・ヨールが担当。オーレンは、マイリーのヒット曲「アドア・ユー」を手掛けた人物で、カニエ・ウェストやワンリパブリックのライアン・テダーの作品にも携わった実力派。ニュー・アルバムも、オーレンが何曲か提供するかもしれない。
マイリーは、この曲「マリブ」を、23日(現地時間)オーディション番組『ザ・ヴォイス』で披露し、その際にイギリス・マンチェスターのコンサート会場で起きた自爆テロ事件について「この曲を友人であるアリアナ・グランデと、恐ろしい襲撃を経験した方たちに捧げます」とコメントした。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
「マリブ」
マイリー・サイラス
2017/5/11 RELEASE
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