2017/05/16 10:15
5月16日はレインボーやブラック・サバスなどでボーカリストを務め、ハードロック/ヘヴィメタル界に多大な功績を残したロニー・ジェイムズ・ディオの命日。
アメリカ・ニューハンプシャー州ポーツマス生まれのディオは、1958年にロニー・アンド・ザ・レッドキャップスとしてレコード・デビュー。60年代初頭、当時ディオが前座を務めていたディープ・パープルのリッチー・ブラックモアにその才能を見いだされてからは、エルフ、レインボー、ブラック・サバス、そして自身のバンド、ディオなどでボーカリストとして活躍。小柄ながらパワフルかつ幅広い音域を正確に歌いこなすディオのスタイルは、多くのHR/HM系ボーカリストに影響を与えた。また、ディオは人差し指と小指を立てる「メロイック・サイン」と呼ばれるロック・ファンにはおなじみのハンドサインを広めた人物でもある。
2000年代には、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ヴィニー・アピスというブラック・サバス在籍時のメンバーとともにヘヴン・アンド・ヘル名義でツアー&新作リリースをおこなうなど、60歳を過ぎても衰えぬパワフルな歌声で精力的に活動を続けていたが、2009年11月に胃がんを公表。闘病生活を送るも、2010年5月16日、テキサス州ヒューストンにて67歳でこの世を去っている。
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