2017/05/03 09:00
ブルーノ・マーズの「ザッツ・ワット・アイ・ライク」が、新たなNo.1に輝いた、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
2017年2月に開催された【第59回グラミー賞】でパフォーマンスしたことで火が付き、アワード翌週にTOP10入りを果たした「ザッツ・ワット・アイ・ライク」。エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」(今週2位)が独占していたこともあり、なかなか首位には到達しなかったが、「シェイプ・オブ・ユー」のポイントが減少したタイミングで、ストリーミング・ポイントが上昇し、登場15週目にしてようやくNo.1に輝いた。ブルーノ・マーズはデビュー曲の「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」(2010年)をはじめ、この曲で通算7曲のNo.1獲得を果たしたことになる。
先週TOP10入りした、ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーの「デスパシート feat.ジャスティン・ビーバー」は、9位から4位へ浮上。TOP3入り目前となったこの曲も、次のNo.1候補として名乗りをあげている。先週、ミュージック・ビデオが公開された、カイゴ&セレーナ・ゴメスの「イット・エイント・ミー」は、ビデオのストリーミング・ポイント上昇により、13位から10位にランクアップし、カイゴにとっては初のTOP10入りを果たした(セレーナ・ゴメスは7曲目)。視聴回数は、公開1週間で1200万回数を突破している。
今週16位にランクアップしたのは、19歳のR&Bシンガー、カリッドの「ロケーション」。昨年8月にリリースされたデビュー・シングルで、徐々に人気が拡大し、自身初のTOP20入りを果たした。オルタナティヴ系のR&Bソングで、新人とは思えない貫禄で歌うカリッドに圧倒させられる。ミュージック・ビデオは4000万視聴回数を突破していて、今後TOP10入りが期待されている。
44位に初登場したのは、ショーン・メンデスの新曲「ゼアーズ・ナッシング・ホールディン・ミー・バック」。4月20日にリリースされたアルバム『イルミネイト』からの3rdシングルで、主要各国のiTunesチャートでTOP10入りを果たすヒットを記録。ミュージック・ビデオが公開されれば、さらに上昇することが予想される。この曲について「ツアーの前にリリースしたいと思った」と話しているショーン、今年12月18日には、東京の国際フォーラムでも来日コンサートを行う。
64位には、ラナ・デル・レイの新曲「ラスト・フォー・ライフfeat.ザ・ウィークエンド」が初登場。同タイトルのニュー・アルバム(発売日未定)から、4月19日に先行シングルとしてリリースされ、デジタル・セールスやオーディオ・ビデオの視聴回数の上昇により、今週デビューを果たした。ラナらしいミステリアスなナンバーで、ザ・ウィークエンドとの相性も抜群。この曲も、次週以降のヒットが期待される1曲。
Text:本家一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、3日22時以降予定となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「ザッツ・ワット・アイ・ライク」ブルーノ・マーズ
2位「シェイプ・オブ・ユー」エド・シーラン
3位「ハンブル.」ケンドリック・ラマー
4位「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー
5位「マスク・オフ」フューチャー
6位「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ
7位「DNA.」ケンドリック・ラマー
8位「アイスパイ」カイルfeat.リル・ヤッティ
9位「XO TOUR Llif3」リル・ウージー・ヴァート
10位「イット・エイント・ミー」カイゴ&セレーナ・ゴメス
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