2017/04/22
クリステン・スチュワートが出演する映画『パーソナル・ショッパー』と『カフェ・ソサエティ』が、5月に連続公開される。
ヴァンパイアと少女の禁断の恋を描いた「トワイライト」シリーズで、一躍スター街道を駆け上ったクリステン・スチュワート。スチュワートは2015年『アクトレス ~女たちの舞台~』で、アメリカ人として初めてセザール賞助演女優賞を獲得。さらに、ザ・ローリング・ストーンズのブルース・カヴァーアルバムに収録されているシングル「ライド・エム・オン・ダウン(Ride 'Em On Down)」のMVに出演やチャーチズの楽曲ではMVの監督を務めるなど、音楽ファンにとっても見逃せない存在だ。そんなスチュワートの“今”を切り取った出演作が2週連続で公開となる。
5月5日に公開のウッディ・アレン監督『カフェ・ソサエティ』は、1930年代のハリウッド黄金時代を舞台に描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、大物エージェントの叔父フィルの秘書であるヴォニーに恋してしまう。主人公をめぐるふたりの美女をクリステン・スチュワートとテレビドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが演じ、ゴージャスさは満点。クリステンの着こなす秘書らしい清楚スタイル、パーティー・シーンの華麗なドレス・スタイル、スターを彩る豪華ジュエリーも必見だ。
続いて公開される『パーソナル・ショッパー』は、2016年カンヌ国際映画祭・監督賞を受賞。本作は、セレブの買い物を代行するパーソナル・ショッパーとして働く女性のアイデンティティの危機を描いた心理サスペンスだ。双子の兄の死のショックから立ち直れない主人公モウリーンの元に、ある日謎のメールが送られてきたことをきっかけに、“別人になってしまいたい”という秘めた欲望の扉を開けてしまう。スチュワートはシャネルが衣装協力したドレスを颯爽と着こなす一方、ストリート・カジュアル風のジェンダーレスな普段着姿もお手の物。等身大のファッション・アイコンとしての存在感を放っている。本編の撮影はシャネルが本店を構える最先端ストリート、パリ・カンボン通りでも敢行され、カルティエ、クリスチャン・ルブタンなどのハイブランドショップが続々登場し、ショッピング気分も味わえるかもしれない。本作は5月12日に全国ロードショー。
◎公開情報
『パーソナル・ショッパー』
2017年5月12日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督:オリヴィエ・アサイヤス(『夏時間の庭』『アクトレス ~女たちの舞台~』)
出演:クリステン・スチュワート、ラース・アイディンガ―、シグリッド・ブアジズ
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
(c)2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDR
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