2017/04/15
今週の洋楽まとめニュースは、現地時間2017年5月21日に米ラスベガスのT-Mobileアリーナにて開催される【2017 ビルボード・ミュージック・アワード】の話題から。米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』にて現地時間4月10日の朝、ノミネート・アーティストが発表された。最多となる22ノミネーションを得たのは、ザ・チェインスモーカーズとドレイクで、両者とも<トップ・アーティスト賞>にノミネートされている。続いて、トウェンティ・ワン・パイロッツが17、リアーナが14、ザ・ウィークエンドが13、そしてビヨンセが8ノミネーションとなった。
【2017 ビルボード・ミュージック・アワード】ノミネート・アーティスト発表! ザ・チェインスモーカーズとドレイクが最多22ノミネーション
続いて、ケンドリック・ラマーの最新作について。現地時間2017年4月14日にニュー・アルバム『DAMN.』がリリースされた。昨年のデモ音源コンピレーション『アンタイトルド・アンマスタード』に続くリリースで、スタジオ・アルバムとしては2015年の『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』以来となる。アルバムには全14曲が収録され、そのうち3曲はマイク・ウィル・メイド・イットがプロデュース。また、ゲスト・アーティストはU2、リアーナ、ザカーリ(Zacari)の3組となっており、リリースに先駆け3月31日にミュージック・ビデオを公開した「HUMBLE.」は、最新の米ビルボード・ソング・チャートで、ソロ名義としては最高位となる2位をマークした。
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さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ドレイクの『モア・ライフ』が、3週目のNo.1獲得を果たした。3週目にして、13万6000ユニットを獲得し、2位以下と大きく差をつけたドレイクの『モア・ライフ』。ユニット数は間もなく100万を突破するが、実売(ダウンロード数)は、22万枚程度。売上の8割近くは、ストリーミングによるポイントということになる。ドレイクは、昨年4月にリリースした4thアルバム『ヴューズ』が12週間の首位を獲得し、2016年間チャートでは、アデルの『25』に続く2位をマークした。本作も、年間チャートで上位にランクインすることは間違いないだろう。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクがNo.1キープ、コダック・ブラックのデビューALがTOP3圏内に
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が、11週目のNo.1獲得を果たした。ピークは過ぎたものの、安定したポイントをキープし、11週の快挙を成し遂げたエド・シーラン。同曲が収録された3rdアルバム『÷』(ディバイド)もアルバム・チャートで2位に停滞し、全世界で大ヒットを記録している。そして今週2位に初登場したのは、ケンドリック・ラマーのニュー・アルバムからの先行シング曲「ハンブル.」。自身のタイトルとしては初の快挙となった。
【米ビルボード・ソング・チャート】エド・シーランが11週目の首位、ケンドリック・ラマー新曲が2位初登場
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今週のBillboard JAPAN洋楽チャートも、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が、再び1位に返り咲き、通算5週目の首位に輝いた。本人の来日が大反響を呼び、先週1位となったオースティン・マホーン「ダーティ・ワーク」は、今週動画再生回数やストリーミングでポイントを落としてしまったことから、全指標で安定した推移を保っている「シェイプ・オブ・ユー」に1位の座を受け渡す結果となった。また、待望のデビュー・アルバムを発表したザ・チェインスモーカーズがコールドプレイとタッグを組んだ「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」は3位へワンランクアップしている。
【ビルボード】エド・シーラン、通算5週目の洋楽チャート首位に
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