2017/04/14
映画『メッセ-ジ』のスペシャル会見が14日、東京都内で行われ、同作のドゥニ・ヴィルヌ-ヴ監督と、日本のSF映画界を代表して樋口真嗣監督と前田真宏監督が対談した。
本作は、巨大な宇宙船の襲来と地球外の知的生命体とのコンタクトというSFの王道的設定と、ヒロインのルイ-ズ(エイミ-・アダムス)の人生の物語という、全く異なる二つのスト-リ-を繊細に絡ませて描く。
映画を鑑賞後、絶賛した押井守監督、樋口監督、前田監督によるコメントと劇中のカットを織り交ぜた“応援動画”が披露されると、ヴィルヌ-ヴ監督は「とても深く感動しました。とてもすてきなお言葉をありがとうございました。映画作家にとっては、映画作家が一番タフな観客ですから」と感謝を述べた。
樋口監督と前田監督は、ヴィルヌ-ヴ監督の一言一言に興味津々といった様子で、10月日本公開の『ブレ-ドランナ- 2049』や、『デュ-ン/砂の惑星』の続編の監督にも抜てきされたヴィルヌ-ヴ監督の今後の予定について食い入るように聞き入った。
樋口監督は「今日は(ヴィルヌ-ヴ監督作品の)ディスクを持ってきているので、あとでサインを…」と会見冒頭でおねだりし、実際にフォトセッションまで済んだところで、ペンとディスクを手に小走りで駆け寄った。ヴィルヌ-ヴ監督が「Friend」とペンを走らせたようで、樋口監督が「フレンド!?」と驚きつつ尋ねると笑顔で肯定され、樋口監督はガッツポ-ズをしながら報道陣に自慢した。
映画は5月19日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロ-ドショ-。
エンタメ OVO
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