2012/02/14
そのライブを観た人は皆、心の最深部まで歌声に魅了される。沖縄で生まれ、沖縄で生きる、美人唄者(うたしゃ)上間綾乃が5月23日 日本コロムビアよりアルバム『唄者』でメジャーデビューする。
沖縄返還40周年にデビューする彼女は、沖縄県うるま市に生まれ育ち、今も同所を拠点に活動を続けている沖縄民謡唄者。小学校2年生より三線を始め、中学生の頃、ハワイで沖縄出身の人たちに民謡を披露したところ、自分の歌声で涙している人を目の前にして、唄者としての使命を強く感じたという。
18歳より東京や大阪など全国でライブ活動を活発に展開し、ファンが急増。2011年には、宮本笑里のアルバム『大きな輪』にフィーチャリングアーティストとして起用され、尺八の藤原道山、チェロの古川展生、ピアノの妹尾武による人気ユニット 古武道とのコラボでも注目を集めた。また、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットともしばしば共演している。
記念すべきメジャーデビューアルバム『唄者』は、ウチナーグチ(沖縄方言)とヤマトグチ(標準語)それぞれのオリジナル曲、フォーククルセイダーズ『悲しくてやりきれない』のカバーなどを収録。アレンジャーに井上鑑や妹尾武、ゲストミュージシャンにショーロクラブを迎えるなど、万全の布陣でレコーディングされている。
上間が唄う大きな意味は「沖縄の想いを伝えること」。このシンプルでありながら重層的なテーマに、絶妙な唄と語り口で向かい合う上間綾乃のデビュー作にぜひ注目してみてほしい。
◎アルバム『唄者』
2012.05.23 RELEASE
COCB-53997 2,940円(tax in.)
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