2017/03/26
“マーフィーの法則”から誕生したTVアニメ『マイロ・マーフィーの法則』が、4月16日よりディズニー・チャンネルにて放送される。
“マーフィーの法則”とは、アメリカ空軍のエンジニアだったマーフィー大尉から始まったちょっと残念なあるあるネタだ。例えば、“傘を持っている時は雨が降らないのに、傘をおいて出かけると必ず雨が降る”といった具合に、「世の中では最悪の事態が一番起こりやすい」というわけである。
本作の主人公であるマイロは、なんとマーフィー大尉の曽曽曽曽孫。その血筋のためか、マイロの周りでは常に予想を超えた最悪のハプニングが次々と巻き起こる。学校に行くだけで石油が爆発したり、異星人に捕まったり。あまりのトラブル連打に、観ているほうはハラハラドキドキ、そして最後には思わず笑ってしまうほどだ。でもそんな大きな事件もマイロにとっては、日常のこと。何でもないかのように軽やかに乗り越えていく。このハチャメチャ過ぎる展開が本作の魅力だ。
予想を突き抜けた奇抜なストーリーの秘密は、本作を生みだすクリエイターにある。ダン・ポベンマイヤーとジェフ “スワンピー” マーシュのふたりと言えば、アニメーションに詳しいファンなら納得するだろう。本作は、ディズニー・チャンネルの世界的な大ヒット作『フィニアスとファーブ』制作コンビの最新作なのだ。ダンとスワンピーは、実は日本のアニメーションが大好きなのだという。ダンは宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』や『天空の城ラピュタ』の大ファン。スワンピーは、子どもの頃に『スピード・レーサー(マッハGoGoGo)』を観ながら育ったという。そんなふたりが作り出す『マイロ・マーフィーの法則』は日本の視聴者の心をぐっと掴むに違いない。
また、1エピソードのなかで一難去ってまた一難と、ぎっしりとストーリーが凝縮されていて一瞬すら目を離すことが出来ないテンポのよさも本作の魅力のひとつ。そして、もうひとつは、キャラクターの楽しさだ。中でもお薦めは、マーフィー家のペットのディーオージー。家にいなければいけないはずなのに、いつもどこからか現れてマイロをさりげなく助ける。ハプニング続きのマーフィーだが、ディーオージーにも助けられてストーリーの最後ではどんなハプニングも必ず丸く収まってしまう。一体どうして、そんなことが起こるのか? それは一番起こりそうもないことが実現するのが、そもそも「マーフィーの法則」だからかもしれない。
『マイロ・マーフィーの法則』を観れば、誰もがそのキャラクターたちと一緒になって、ハッピーな気持ちになれるはずだ。これはまさに一番ありそうな未来。でも、こちらは外れることはないだろう。“『マイロ・マーフィーの法則』は誰をもハッピーにする”、これがもっとも新しい最強の法則だ。
◎放送情報
『マイロ・マーフィーの法則』
2017年4月16日(日)よりディズニー・チャンネルにて放送スタート
毎週土曜・日曜11:30~12:00
※初回のみ11:30~14:30(6話連続)
(C)Disney
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像