2017/03/21
ポスト・ロックを代表するバンド・トータスのメンバーであり、ジャズ・ギタリストとしても活動するジェフ・パーカーのソロ・アルバム『The New Breed』が、4月12日に日本でリリースされる。
ジェフ・パーカーは、トータスが1998年に発表した『TNT』から正式メンバーとして加入。バークリー音楽院出身のジェフはトータスと並行してジャズ・ギタリストとしての活動も行っており、2016年6月に発表された『The New Breed』は、アメリカのメディアで高評価を受け、NPR、Observer、New York Times、Los Angeles Times、Aquarium Drunkard、Bandcampなどの年間ベストに選出されている。
ジェフがシカゴからLAに拠点を移して制作した本作は、ジャズの範疇を越え、自身が影響を受けたと公言しているJ DILLAのビート・ミュージックやR&Bにも接近しており、ジェフの音楽活動を総括しているかのような1枚となっている。本作では、ジェフがカバー曲「Visions」以外の全曲において作詞、作曲、編曲を手掛けており、共同プロデュースを行ったポール・ブライアンが、録音、ミックス、ベースで参加。さらに、ジェフの娘であるルビー・パーカーのボーカル曲「Cliche」の録音は、ジョン・マッケンタイアにより行われ、J DILLA『Donuts』のマスタリングを担当したデイヴ・クーリーが本作のマスタリングを手掛けている。そして、サックス奏者のジョシュ・ジョンソンがアルト・サックス、フルート、クラリネット、エレピを、新世代ドラマーとして注目を集めるジャマイア・ウィリアムスがドラムを担当している。
また、イギー・ポップやカルロス・ニーニョ、ミシェル・ンデゲオチェロらがアルバムにコメントを寄せており、イギーは「この男のやり遂げたことは本当に偉大で、私はこのような素晴らしい感性は聴いたことがない」とジェフを絶賛している。なお、日本盤にはボーナス・トラックとして、ドラマー、マカヤ・マクレイヴンによるリミックスも収録される。
◎コメント全文
素晴らしく、奇妙なカヴァーも伴って、これは素晴らしく、とても特別なアルバムです。この男のやり遂げたことは本当に偉大で、私はこのような素晴らしい感性は聴いたことがない。
イギー・ポップ
瞬く間にクラシックとなった名盤! 私はこの作品を一推しします。
カルロス・ニーニョ
本当に素晴らしいレコーディング作品。
ミシェル・ンデゲオチェロ
◎「Cliche」MV:https://youtu.be/jP0j2qQ5eyA
◎リリース情報 『The New Breed』
2017/04/12 RELEASE
HEADZ218 2,000円(tax out)
<収録曲>
1. Executive Life
2. Para Ha Tay
3. Here Comes Ezra
4. Visions
5. Jrifted
6. How Fun It Is To Year Whip
7. Get Dressed
8. Cliche
9. Logan Hardware Remix(produced by マカヤ・マクレイヴン)※日本盤ボーナス・トラック
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