2017/03/17 14:30
上野の春の風物詩【東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2017―】が、3月16日より開幕した。
本イベントは、上野エリアを舞台に約1ヶ月にわたって、様々なクラシックコンサートが行われるフェスティバルだ。初日に開催されたのは、ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽公演。コンサートマスターのアンドレアス・ブーシャッツ、首席チェリストのオラフ・マニンガー、そしてベルリン・フィルと何度も共演を重ね作曲家としても活躍中のピアニストのオハッド・ベン=アリが集う貴重な公演で、場内は満席の客で埋め尽くされた。
その他、4月1日、4日にはマレク・ヤノフスキが来日しワーグナー『ニーベルングの指環』第3日≪神々の黄昏≫が演奏会形式で行われるほか、クリスティナ・パソローユ、イヴァン・マグリらを招きオペラの名曲を歌い上げる『スペシャル・ガラ・コンサート』や、シューベルト『ミサ曲』などを上演。また、閉館後の美術館を回遊しながら音楽を楽しめる『ナイトミュージアムコンサート』や、石黒賢と、ピアニスト・三浦友理枝による『音楽物語≪ぞうのババール~こどものころのおはなし』など、大小さまざまな公演が行われる。
今年で13回目を迎える【東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2017―】は、3月16日から4月16日まで。
◎公演概要【東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森2017−】
2017年3月16日(木)~ 4月16日(日)
上野恩賜公園(東京)
東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、上野学園 石橋メモリアルホール、
国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館ほか
写真提供:東京・春・音楽祭実行委員会/撮影:青柳 聡
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