昨年3月、終焉の危機を超えて再始動。アルバム『Prog-Roid』を発表し、年末にはアニメ「UN-GO」OPテーマ『How to go』をリリースしたSchool Food Punishmentだが、2012年2月1日 活動を休止した。

　2009年に活動の場をインディーズからメジャーへ移してから、アニメ「東のエデン」シリーズのテーマ曲を数多く手掛け、1stフルアルバム『amp-reflection』はオリコン初登場3位にランクイン。その存在を世に知らしめたschool food punishment（当時の表記）であったが、2010年夏以降はしばらく公の場から姿を消していた。この空白期間について、内村友美（vo）は2011年7月『Prog-Roid』リリース時のインタビューで「それぞれがそれぞれの意識でいる感じがすごくして。足並みが揃ってなかったんですよね。それで「どうにかしないと、先に進めない」って思っていました」と語り、また「私の気持ちがついていかなくて。実際……、今、初めて言いますけど、結構辞めたくなっていたんですよ」と終焉の危機に陥っていたことも明らかにした。

　しかし、School Food Punishmentは「分かってくれる人だけ分かってくれればいい、じゃなくて。たくさん分かってほしい、っていう方向にどんどん向いていくと思います」と今後の方向性を示唆しながら、秋のツアー【School Food Punishment TOUR 2011“Prog-Roid”】ではファンの度肝を抜くほどのライブを展開。大ヒットアニメ「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」の水島精二氏が監督を務める「UN-GO」OPテーマに抜擢されるなど、しっかりと存在感を示していた。

　故に今回の活動休止を惜しむ声は、早くもネット上に溢れている。オフィシャルサイトで発表された「School Food Punishment活動休止のお知らせ」には休止の理由は明記されておらず、活動再開については現在未定。事実上の無期限活動休止となる訳だが、＜メンバーからのコメント＞の最後には「これからはメンバーそれぞれ別の形で音楽活動をしていくつもりです。 私たちの新たな一歩を、どうか見守ってください。」とある為、当面はその各位の新展開に期待したい。

◎シングル『How to go』
2011.12.07 RELEASE
［初回生産限定盤］
ESCL-3781/2　1,500円（tax in.）
［期間生産限定盤］
ESCL-3783/4　1,700円（tax in.）
［通常盤］
ESCL-3785　1,223円（tax in.）