2017/02/21 08:00
2月21日は音楽史に残る偉大なジャズ・トランペッター、クラーク・テリーの命日。
1920年ミズーリ州セントルイス生まれのクラーク・テリーは、10代の頃から音楽活動をスタートさせ、60年代にはカウント・ベイシー、デューク・エリントン、クインシー・ジョーンズのバンドを渡り歩き、トップ・トランペッターとして活躍した。当時のテリーの演奏は、地元セントルイスの後輩であるマイルス・デイヴィスの演奏スタイルにも大きな影響を与えたと言われている。
70年以降はフリューゲルホルン奏者としてバンドを率いたほか、精力的に後進の育成をおこない、2010年のグラミー賞では生涯功労賞を受賞、残されたレコーディング音源は900にものぼるとも言われている。60年以上にわたりジャズの継承と発展に貢献し続けた巨匠は、今から2年前の2015年2月21日、94歳という大往生の末にこの世を去っている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像