2017/02/18
映画『愚行録』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が登壇した。
本作は、貫井徳郎氏の同名小説を映画化。理想的な家族を襲った惨殺事件を追う週刊誌記者の田中(妻夫木)は、関係者を取材していく中で、人間関係における秘められた羨望(せんぼう)、嫉妬、見え、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”を目の当たりにする。
主演の妻夫木は「このお話は見終わった後に『面白い!』と言える感じの作品ではないのですが、皆さんの心に確実に何かを残せる作品だと思います」とアピ-ルした。
また、田中の妹の光子を演じた満島とは共演作も多く、「話し合いを抜きに通じ合える部分があるので安心できた。いちいち(役の関係性を)構築しなくても感覚的に一緒にいられるので、最初から心強かった」と語った。
複雑な役どころに挑んだ満島も「私も妻夫木さんがお兄さんじゃなきゃ、(この役は)できなかったと思います」と語り、照れ笑いを浮かべた。
この日は、光子の抱える“大きな秘密”にちなんで、登壇者が自身の秘密を暴露するコ-ナ-も実施された。妻夫木は「別に秘密にしているわけじゃないのですが、今日は勝負パンツをはいています」と神妙な面持ちで明かした。
「どんな?」と突っ込まれ、「上手に何でもできるようにジョ-ズのパンツです」と明かした妻夫木は、「あまりにはき過ぎて穴が空いちゃったので、つい先日自分で縫いました」とおまけのエピソ-ドまで披露した。
満島が「多分、妻夫木さんがジョ-ズのパンツをはいている姿を今、皆さんが想像しています」と笑うと、妻夫木も「お尻の部分にジョ-ズがガオ-ッ、ガオ-ッとね」とノリノリだった。
(左から)石川慶監督、市川由衣、小出恵介、妻夫木聡、満島ひかり、臼田あさ美、松本若菜、中村倫也
エンタメ OVO
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