2017/02/18
2017年6月、世界三大バレエ団の中でもトップの存在感を誇り、ロンドン、パリ、ニューヨークなどに定期的に招かれ讃えられるボリショイ・バレエが来日する。今年は初来日から60年という、ボリショイ・バレエ団にとっても節目の年。バレエ団の今回の公演にかける意気込みも膨らんでいる。
今回発表された来日メンバーは、舞踊監督として最初のシーズンを迎えるマハールベク・ワジーエフ氏によって決められたものだ。記者会見で「我々の新しいスターに出会って欲しい、好きなダンサーの新境地を見て欲しい」と話した”新生ボリショイ”。
オブラスツォーワやザハーロワのスーパースターを始め、看板ダンサーのクリサノワはもちろん、若手プリンシパルの筆頭ラントラートフ、注目度高まるステパノワなど、多彩なダンサー陣での来日となる。
悲劇が心揺さぶる「ジゼル」、華やかさと静謐さで魅せる「白鳥の湖」、世界で熱狂を巻き起こしようやく日本に上陸する「パリの炎」。ダンサーのみならず、オーケストラ、舞台スタッフ総勢230名が”ボリショイ”の名をかかげて来日し作り上げる舞台。華々しく舞い、雄弁に語る、ボリショイ・バレエの真髄を、心ゆくまで楽しみたい。
◎公演概要
ボリショイ・バレエ日本公演
2017年6月4日(日)~6月15日(木)東京文化会館
「ジゼル」全3公演
「白鳥の湖」全5公演
「パリの炎」全2公演
photo by (C)Damir Yusupov
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