2017/02/12 12:00
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く“ホット・バズ・ソング”。
日々SNSを通じて様々な情報が発信され、瞬間風速のように流行は移り変わっている。ただ、音楽においてはこの定義が当てはまらないことが、チャートを見るとよくわかる。星野源「恋」は発売から既に4ヶ月以上が経過しているが、動画はいまだ1週間で800万回以上閲覧され、ダウンロード数では1度も首位の座を譲っていない。音楽は、他のエンタテインメントと違い受動的に楽しむだけではなく、歌い踊ることで参加することができ、周りの人とその感動を共有することができる。名曲がいつまでもカバーされ歌い継がれるように、YouTubeとSNSが今はその役割を果たしているのかもしれない。
そして今週、2位に浮上したのがUVERworldの「一滴の影響」。星野源「恋」に次ぐダウンロードポイントを獲得している。動画再生数も28位とまずまずだが、 Tweet数はまだまだと言ったところ。引き続き、次週以降の動向を見守りたい。そして、突如ツイート数1位に急上昇したのは西野カナ「トリセツ」。漫画家・吉谷光平氏による投稿が前週だけで4万以上リツイートされ話題となっている。その他、三浦大知「EXCITE」が前週より5ランク上昇し4位に。アルバムセールスで首位を獲得したSuchmos「STAY TUNE」はツイート数と動画再生数で順位を上げ、再チャートインとなった。
◎Billboard JAPAN HOT BUZZ SONG(2017年2月13日付)
1位「恋」星野源
2位「一滴の影響」UVERworld
3位「前前前世」RADWIMPS
4位「EXCITE」三浦大知
5位「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」ピコ太郎
6位「トリセツ」西野カナ
7位「MAGIC」AAA
8位「サイレントマジョリティー」欅坂46
9位「Reboot!!!」A.B.C-Z
10位「STAY TUNE」Suchmos
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