2017/02/08 15:20
カニエ・ウェストがドナルド・トランプ米大統領に関する過去ツイートを全て削除したと報じられたばかりだが、こうした彼の話題に便乗する者まで現れて騒ぎになっている。
便乗しているのは”キング・マイヤーズ”と名乗るラッパー。彼は、自分がカニエが創設したヒップホップ系レーベルのグッド・ミュージックと契約していて、自身の「プロパガンダ」と題された”反トランプ”曲をカニエがプロデュースしたと主張したのだ。だが情報筋によると、カニエはこの曲をプロデュースしておらず、キング・マイヤーズもグッド・ミュージックと契約はしていないという。
現地時間2017年2月6日にツイートを連投したキング・マイヤーズは、「数週間前に俺が(カニエに)、”あんたが(トランプ大統領)に対して真っ先に反対の態度を示さなきゃ”って言ったんだ。何もかもが偶然ではない」と、自分がカニエにトランプ支持をやめるよう働きかけたと主張し、「(カニエが)公に(トランプ大統領)への支持を表明してからそれを撤回することが、彼にとってどれだけ難しかったか分かってやれよ。彼は助けが必要だったんだ! 弾劾が可能だから、一番必要な時に弾劾を呼びかけようって俺と(カニエは)決めたんだ」と続けた。
彼は更に、グッド・ミュージックの社長でラッパーのプシャ・Tに向けて、自分たちの後に続くよう呼びかけている。
2016年12月、カニエは当時次期大統領だったトランプとニューヨークのトランプ・タワーで面会後、「多文化問題について話し合う為に、今日トランプと会おうと思った」とツイート。そして、「真の変化を望むなら、我々の将来の大統領と直接対話することが大切だと思っている」と説明していたが、一連のツイートは削除されている。
彼はまた、2016年11月に行われた【セイント・パブロ・ツアー】公演中のMCで「大統領選は投票しなかった。投票していたならドナルド・トランプに入れていただろう」と明言していた。カニエの関係者によると、彼はトランプ大統領のイスラム教徒の入国禁止措置に腹を立てているため、スタンスを変えたのではないかとTMZは報じている。
◎キング・マイヤーズによる投稿
https://twitter.com/RealKingMyers/status/828835748157726721
https://twitter.com/RealKingMyers/status/829138958722404352
https://twitter.com/RealKingMyers/status/828835748157726721
https://twitter.com/RealKingMyers/status/828836239658868736
A few weeks ago I told @KanyeWest he needed to be the 1 to take a stand against @realDonaldTrump. None of this is coincidental
— KING MYERS (@RealKingMyers) February 7, 2017
My new sounds: KING MYERS - PROPAGANDA (CLEAN) https://t.co/cmKgOldIKF on #SoundCloud
— KING MYERS (@RealKingMyers) February 8, 2017
A few weeks ago I told @KanyeWest he needed to be the 1 to take a stand against @realDonaldTrump. None of this is coincidental
— KING MYERS (@RealKingMyers) February 7, 2017
Yall gotta understand how difficult it was for @KanyeWest to publicly show support for @realDonaldTrump & then TAKE IT BACK. He needed help!
— KING MYERS (@RealKingMyers) February 7, 2017
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