2017/02/06
2017年4月29日に公開となる、木村拓哉主演&三池崇史監督映画『無限の住人』。この主題歌がMIYAVIの「Live to Die Another Day - 存在証明 -」に決定し、楽曲が使用されている予告編も公式サイト内で公開された。
原作は沙村広明によるコミックで、1993年から2012年まで講談社『月刊アフタヌーン』にて連載。実写映画には、主人公・万次(まんじ)を演じる木村拓哉のほか、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵、田中泯、山崎努ら超豪華キャストが集っている。
公開された予告編は、両親を殺され復讐を誓う少女・凜が、不死身の男・万次に用心棒の依頼をする場面からスタート。“死にたくても死ねない”孤独と葛藤を抱える万次に襲いかかかるのは、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵とまさに規格外な豪華キャスト演じる最強集団。強さのみを追い求める剣客集団・逸刀流らの迫力満載のアクションシーンは、今回が初公開となる。
MIYAVIによる書き下ろし主題歌は、この物語をドラマチックに演出。「この作品の主題歌は、世界的に通用する日本人アーティストにしたい」という三池監督たっての希望によりMIYAVIに白羽の矢が立った。MIYAVIは過去にSMAPへ「Top Of The World」(14)と「Otherside」(15)を提供したほか、『第65回NHK紅白歌合戦』にSMAPが出場した際にはギター演奏で参加するなど、木村拓哉と親交がある。なお、映画主題歌は4月発売のベストアルバムに収録される。
併せて、豪華キャスト演じる強敵たちの全身ビジュアルも完全公開。いずれも原作キャラクターのビジュアルを再現している。
◎MIYAVI-コメント
三池監督からは「作品の世界観と、お客さんが映画の扉を開けて元の現実に戻っていく、その架け橋であって欲しい。ただ、作品に寄り添い過ぎなくても良い。そこはMIYAVIさんの解釈で作ってもらえば良い」と言われました。
三池監督は今の日本の中で、無様にもがき、闘い続ける万次の姿を通して「お前は本気で生きているのか?」ということを伝えたかったんだと思うんです。熱くなろうぜ、熱くなっていいじゃないか!ともがき続ける、万次の生き方を、僕はどう音で表せるか。時に激しく、時に切なく。根幹にある万次の強さと凛とした部分を、この楽曲で表現できれば良いなと思いました。
たぶん、万次の姿と木村さんを重ね合わせる人もたくさんいると思います。
今後木村さんは、一人のシンガー、エンターテイナー、アーティスト、そして男として、ここからどう戦っていくのか。僕は一アーティスト、一パフォーマーとしての木村拓哉という人を知って惹かれたし、もっと観たいなと思ったんです。僕らアーティストはワクワクさせてなんぼだと思いますし、ここまで人をワクワクさせてくれる木村さんには、日本の顔として、凛として存在していて欲しい。やはり『無限の住人』は、彼の人生の新たなる岐路というか、出発点なんだろうなと思います。そういう意味で僕も音楽家としてこの作品に関わることができて光栄に思っていますし、刀の代わりにギターで、ともに戦わせてもらったという感覚です。
◎木村拓哉-コメント
楽曲を聴いて、彼にしか出せないリズムと、彼にしか浮かんでこないリフが聴こえてきたときに「お、きたきたきた!」と興奮しました。彼が生み出した歌詞に、「ああ、MIYAVIは映画をこういう風に捉えてくれたんだな」と思ったし、MIYAVIがアーティストとして『無限の住人』に真剣に向き合ってくれていることが100%感じられました。余分な言葉はまったく無かったし、曲の構成的にも余分なものは一切無い。彼がここまで向き合ってくれて、理解してくれていることが非常に嬉しかったです。
みんな「誰々のようになってみたい」という憧れを持っていると思うし、それも間違っていないと思うけれど、MIYAVIは限りなくオリジナルに近いところで、作品を発信し続けているし、勝負し続けている。だから、すごく憧れます。アーティスト、MIYAVIはやっぱりスゴい。だから一緒に仕事ができてとても光栄です。
◎映画『無限の住人』
2017年4月29日(土・祝)全国ロードショー
出演:木村拓哉 杉咲花 福士蒼汰 市原隼人 戸田恵梨香 北村一輝 栗山千明 満島真之介 金子賢 山本陽子 市川海老蔵 田中泯 / 山崎努
原作:沙村広明『無限の住人』(講談社『アフタヌーン』所載)
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
製作:映画「無限の住人」製作委員会
制作プロダクション:OLM
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
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