2017/01/20
2006年版「この恋愛小説がすごい」で1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説『ナラタージュ』。松本潤と有村架純を主演に行定勲監督が実写映画化し、2017年秋に公開されることが発表されていたが、新たに坂口健太郎の出演も明らかとなった。
原作『ナラタージュ』は、2003年刊行の『リトル・バイ・リトル』で第128回芥川賞候補となり、第25回野間文芸新人賞を同賞史上最年少受賞した島本理生が、20歳の若さで執筆した恋愛小説のマスターピース。坂口健太郎は、ヒロイン・工藤泉(有村架純)に想いを寄せ、一度は恋人になるも、主人公・葉山貴司(松本潤)を忘れられない泉への恋心と嫉妬に揺れる、大学生・小野玲二役として出演。禁断の三角関係を繰り広げる。
◎坂口健太郎-コメント
初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、
少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました。
切なく、悲しい気持ちに感情移入してみてくださる方もいるかと思います。
楽しみにしていてください。
◎行定勲監督-コメント
普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った。
恋に溺れ歪んでいく難しい役をさり気なく見事に演じてもらいました。
ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました。
未来が楽しみな俳優に出会えました。
◎映画『ナラタージュ』
2017年10月 全国ロードショー
出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
企画プロデュース:小川真司
原作:島本理生著『ナラタージュ』(角川文庫刊)
配給:東宝 アスミック・エース
(C)ビリング
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