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2017/01/14

長谷川京子、低音&大量のせりふに苦労 比嘉愛未、長谷川にせん望のまなざし

 WOWOW「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」の特別試写会&ト-クイベントが13日、東京都内で行われ、出演者の比嘉愛未、長谷川京子、佐々部清監督ほかが出席した。
 原田マハ氏の同名ベストセラ-小説をドラマ化した本作は、世界を動かしてきた“影”の職業、スピ-チライタ-に焦点を当て、比嘉演じる主人公・二ノ宮こと葉が、言葉の、限りない可能性を追求していく様子を描く。
 役を演じることになるまでスピ-チライタ-という職業を知らなかった比嘉は「自分がこうして表に出るお仕事をさせていただいていますが、サポ-トするスピ-チライタ-を疑似体験して、見え方が変わりました」と発見があったことを語った。
 「今までたくさんの人に支えてもらって立てていたんだなと、スピ-チライタ-のことを知ることで、全体のほかのことにも感謝できるようになりました」と明かした。
 こと葉が心を動かされるきっかけとなる、伝説のスピ-チライタ-久遠久美役の長谷川は「監督から『とにかく声を低く、音域を下げてせりふを言ってほしい』と言われて、せりふ量も多かったし、低音で言い続けるのは難しかった」と語り、その結果「それが彼女のキャラクタ-になったし、低い声って人に聞かせる説得力がある」と明かした。
 2人でのシ-ンが多かったという比嘉は「京子さんは毎回完璧で、長い説明せりふも私はNGを見たことがない。本当に“伝説の”という感じで素晴らしかったし、感動しています」と振り返った。
 長谷川は「本番までがぼろぼろ。ここで決めないと無理とプレッシャ-をかけて」と苦笑交じりに謙遜した。
 また、公の場で話す内容や芝居プランなども「事前に準備できない。5割ぐらいは準備しておいて、あとは現場で感じたことを含めて100パ-セントにしたいと心がけている」という長谷川。
 対する比嘉は「私はまだそこまで思えない。本当に失敗したくないから徹夜で覚えていくタイプです。そこ(長谷川の境地)にいきたいんですけど、まだそこまでの度胸はないというか」とせん望のまなざしを送った。
 ドラマは14日午後10時から毎週土曜日オンエア。

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