2017/01/06
2011年の『ツリー・オブ・ライフ』が【カンヌ国際映画祭】で<パルム・ドール>を受賞した、謎めいた映画監督テレンス・マリックの新作『Song to Song(原題)』にイギー・ポップ、パティ・スミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ブラック・リップスなど多くの人気ロック・スターがカメオ出演する予定であるとインディーワイアーが伝えた。
2017年3月17日に現地で公開予定のこの作品は、“米テキサス州オースティンのミュージック・シーンが背景のラブストーリー”で、“売れないソングライターのフェイ(ルーニー・マーラ)とBV(ライアン・ゴズリング)、音楽業界の大物クック(マイケル・ファスベンダー)と彼が引っ掛けるウェイトレス(ナタリー・ポートマン)の二組のもつれたカップルが、誘惑と裏切りが交差するロックン・ロール界で成功を目指す”という内容。撮影は2011年から始まっていて、2012年の【オースティン・シティ・リミッツ・ミュージック・フェスティバル(ACL)】でマーラがギターでブラック・リップスとセッションしたと以前報じられている。
俳優のクリスチャン・ベールもこの映画に絡んでいるようだが、役柄などは不明で、報告されているのは2011年の【ACL】会場をうろうろしているところや、フリート・フォクシーズのステージでボンゴを叩いている姿の目撃情報のみ。
リッキー・リーやフローレンス&ザ・マシーンらも出演が予定されており、ローリング・ストーン誌によるとアーケイド・ファイアとアイアン・アンド・ワインも撮影に参加したそうだが、これらのミュージシャンたちがどのような役で映画に登場するのかはまだ明らかにされていない。
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