2012/03/26
serial TV dramaが、3月24日 下北沢GARDENにて解散ライブを開催。涙と笑顔に満ちた感動的なステージで、8年間の活動に終止符を打った。
大きな歓声と拍手に包まれながら登場した5人は、数秒間アイコンタクトしたあと、『狼』からライブをスタート。どこか緊張した様子もあったものの、無邪気な笑顔でアッパーチューンを連発し、会場の熱気を急上昇させる。MCでは、鴇崎智史(vo)が「みんなも話したいことがあったらステージに上がって喋ったら(笑)?」と冗談を交えながら、「明るい未来に向けて、今日はライブをするから。素敵な明日のために」と強い想いを口に。また、新井弘毅(g)は初めてギターを弾いて指をつったというほどの熱いプレイで観衆を沸かせた。
その後も、最新アルバム『パワースポット』収録曲からインディーズ時代のナンバーまで惜しみなく畳み掛けた彼らは、アンコールで名曲『まえぶれ』『まばゆい』を披露。ダブルアンコールでは一人一人が想いを語っていくのだが、メンバーの誰より笑顔を絶やさなかった稲増五生(g)は「笑いすぎて顔が痛い」と“らしい”発言で笑いを誘う。そして、岡田翔太朗(dr)は「僕らの音楽はみんなの中で生き続けます」、近藤太(b)は「今日で終わってしまうけど、このきっかけが、どこかで誰かのステップになったら嬉しいです」とそれぞれコメント。新井も涙ながらに「最後に(今まで支えてくれた人たちに)見せたかった光景を見せることができた」と前向きな言葉を残している。
そして、ラストナンバー『PARTY ROCK ANTHEM』では鴇崎が、客席の上を舞うカラフルな風船と大はしゃぎするオーディエンスを見て「夢みたいだよ」と一言。涙を流すファンも大勢いたが、新井は「調子いいぜー! またねー!」と明るい言葉を残してステージを去った。
◎ダブルアンコールでのメンバーコメント(一部抜粋)
・稲増五生(g)
「笑いすぎて顔が痛い(笑)。リハーサルのとき、皆さんの顔を想像してたんだけど、悲しい顔が少ないといいなぁって思ってました。でも、今日、そういう顔の人はかなり少なかったと思う!」
・岡田翔太朗(dr)
「いち音楽ファンとして、自分も好きなバンドが解散すると悲しいです。でも、そのバンドが解散しても、音楽はなくならないんですよね。僕の中でそのバンドは生きてるんです。だから、僕たちも、もう5人でステージに立つことはないかもしれないけど、僕らの音楽はみんなの中で生き続けます」
・近藤太(b)
「今日で終わってしまうけど、このきっかけが、どこかで誰かのステップになったら嬉しいです」
・鴇崎智史(vo)
「この5人でアルバムを1枚出せて最高だった。みんなにも助けられました。自分でも大きくなれた気がします」
・新井弘毅(g)
「色々とお騒がせしてきました。色々な人に心配かけたり、迷惑をかけてきました。でも、最後、今日こうして沢山の人が来てくれて、誇りに思います。間違ってなかったんだなって。今、ありがとうって気持ちが強いです」「最後に(今まで支えてくれた人たちに)見せたかった光景を見せることができた。今までどうもありがとうございました!」
◎アルバム『パワースポット』
2011.08.17 RELEASE
[初回生産限定盤(CD+DVD)]
SRCL-7691/2 3360円(tax in.)
[通常盤(CD)]
SRCL-7693 3059円(tax in.)
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