2016/12/24
2015年11月にリリースした5thアルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』で、一旦、活動休止をすると発表した、ワン・ダイレクション。先立って脱退したゼイン・マリクは、2016年にソロ・デビュー曲「ピロー・トーク」と、3月にリリースしたデビュー・アルバム『マインド・オブ・マイン』が、どちらも全米No.1獲得する大ヒットを記録。続いて、9月にはナイル・ホーランが「ディス・タウン」でソロ・デビューを果たし、UK(イギリス)やオーストラリアでTOP10入り、現在はデビュー・アルバムを制作中だ。
そして、、ワン・ダイレクションから3人目にソロ・デビューを果たしたのが、ルイ・トムリンソン。デビュー曲「ジャスト・ホールド・オン」は、日系アメリカ人のDJ/音楽プロデューサーである、スティーヴ・アオキとのコラボレーションで、ルイのライトなボ―カルが活かされた、EDM調のダンス・トラックに仕上がっている。
2016年12月10日に放送された、英オーディション番組『XファクターUK』に、スティーヴ・アオキと共に出演し、会場をクラブ化させ、興奮の渦に巻き込んだ、ルイ・トムリンソン。今年、大ヒットを記録した、ジャスティン・ビーバーの「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン」や、カルヴィン・ハリスの「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー feat.リアーナ」のような、トロピカル・ハウス的要素も取り入れた、最新のクラブ・トラックに、会場のファンも、審査員を務めるサイモン・コ―ウェルも、大絶賛。サウンドに合わせてジャンプしたり、軽くステップしたりと、ワン・ダイレクションとはまた違う、ルイ独自のパフォーマンスにも、ソロ活動の拘りが感じられる。
制作は、ルイ・トムリンソンとスティーヴ・アオキの2人に加え、マルーン5やギャヴィン・デグロウ等を手掛けたエリック・ロス、セレーナ・ゴメスやニック・ジョナスの最新作をプロデュースした、サー・ノーランの名前もクレジットされている。最新のサウンドに、最新のヒットメイカーあり、といったところだ。
パフォーマンスを披露した12月10日から、デジタル配信もスタートし、既に50か国以上でNo.1をマークしている、「ジャスト・ホールド・オン」。最新の米ビルボード・ソング・チャート(12月31日付)では52位、ライブを行ったUKでは、初登場2位にデビューする大ヒットを記録している。この曲の完成度の高さから、2017年リリースされるであろう、ソロ・アルバムにも期待が膨らむ。まさに、華々しいデビューを飾った、ルイ・トムリンソンの今後の活躍に注目だ。
Text:本家一成
◎リリース情報
「ジャスト・ホールド・オン」
スティーヴ・アオキ&ルイ・トムリンソン
2016/12/12 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/rUSVUK
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