2016/12/23
12月23日は天皇誕生日。そして、1958年のこの日、東京都港区に東京タワーが完成し、完工式がおこなわれた。以降、東京を代表する観光名所であり、シンボルとなった東京タワーは、これまで多数のアーティストの楽曲に登場している。
なかでも90年代・渋谷系アーティストたちは、日常のひとコマを切り取ったさりげない歌詞の中で、あるいはキラキラとした“東京の夜”の象徴として、東京タワーの姿を何度も巧みに描いてきた。ざっと挙げるだけでも、ピチカート・ファイヴ「恋のルール・新しいルール」「キャッチー」、オリジナル・ラブ「流星都市」、小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」「ドアをノックするのは誰だ?」、カジヒデキ「ありがとうはママンのぬくもり」など、東京タワーが歌詞の中に登場する渋谷系名曲は数知れず。また、2006年にリリースされたピチカート・ファイヴのベスト盤『シングルス』のジャケットには、東京タワーの夜景が全面的に使われている。完成から58年。朱色に輝く東京タワーは、今日も変わらず東京の街を見つめ、輝き続けている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像