2016/12/22
12月22日はザ・クラッシュのボーカリスト、ジョー・ストラマーの命日である。パンク・ロック界随一のカリスマが心臓発作により急死したという、あまりにもショッキングなニュースが世界中を駆け巡ったのは、2002年12月22日のこと。ストラマーは50歳という若さで突然、この世を去った。
ザ・クラッシュは1986年の解散以降、一度も再結成していない。しかし、実はストラマーの死の直前、バンドははじめて再結成のチャンスを迎えていた。2002年11月、ザ・クラッシュの『ロックの殿堂』入りが決定、これを機にバンドを再結成させ、式典に出席&パフォーマンスをおこなうことをストラマーが熱望し、ミック・ジョーンズとトッパー・ヒードンの2人もそれに賛同、検討を進めていたのだ。しかし、ストラマーの突然の死により、残念ながらそれは実現不可能となってしまったわけだが…ストラマーの死を受け、2003年3月におこなわれた同式典にはミック・ジョーンズのほか、再結成には反対していたポール・シムノン、初代ドラマーのテリー・チャイムズ、ストラマーの妻ルシンダが出席した。また、同年2月のグラミー賞授賞式では、エルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーン、デイヴ・グロール、スティーヴ・ヴァン・ザントの4人がボーカルを務め、クラッシュの名曲「ロンドン・コーリング」パフォーマンスをおこなっている。
◎The Clash accepts award Rock and Roll Hall of Fame inductions 2003
https://www.youtube.com/watch?v=ZcCtdeZxqnM
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