2016/11/21 13:00
PrizmaXのワンマンライブ【PrizmaX Live Level 4 いつかこの夜を思い出すだろう~Someday~】が、2016年11月20日に東京・新木場STUDIO COASTで開催され、集まった1300人のファンを歓喜させた。
この日は、2018年3月全世界公開予定のスティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー・ワン』撮影のため渡米し、PrizmaXとしての活動を一時休止していたヴォーカルの森崎ウィンが復帰。5人では約8か月ぶりのワンマンライブとなった。
渋谷を舞台としたドラマ映像にイントロが重なり、ステージ中央に立つウィンにスポットライトが当たると、ライブは「I want your love」でスタート。ウィンが伸びやかで温かい歌声を聴かせると歓声が上がり、両サイドでクラップする福本有希と島田翼に観客が手拍子を合わせる。続いて黒川ティム、清水大樹も歌いながら登場し、PrizmaXの5人がステージ上に姿を現した。
ライブは“東京”をテーマに、メンバーも出演するドラマ映像と楽曲が融合して進行していった第一部と、PrizmaXらしいライブ感を重視した第二部で構成されており、第一部では「Mysterious Eyes」「OUR ZONE」「春空」など、物語に沿った振り幅ある楽曲たちを丁寧に力強く、感傷的にと様々な表現で披露。アメリカでの経験を経て表現力を増したウィンと、ウィン不在時にグループを守り続けてたくましさを増した4人が抜群のチームワークを見せ、5人のPrizmaXの本領を発揮した。
第二部では「Three Things」「FANTASISTA」「Let's Prove it!!」などに加え、「Ready」「Sing it!」「REBORN」とアップテンポな曲をメドレーで披露。ライブも終盤に差し掛かるとメンバーの自己紹介が行われ、ウィンの「ただいま~!」の声に、観客から「おかえり~~!」の大きな声が会場に響く。翼が顔をペタペタと叩いて「ウィンだ~~!」と確認したり、「(メンバーに会えなかった)4か月、めっちゃ寂しかったんですよ!」とウィンが告白したり、有希が「誕生日に誰も連絡くれなかった」とボヤいたり、5人だからこその息の合った掛け合いで笑わせた。
ティムの煽りでミラーボールが回り、会場中が手拍子を合わせて始まった「UP<UPBEAT」、ダイナミックなパフォーマンスで魅せた「Pleasure」で、ライブはいよいよクライマックスへ。最後のMCでは、大樹が「1部は僕たちの音楽がみなさんの胸により刺さるように映像と融合したんですが、いかがでしたか?」とこの日のライブの趣旨を語り、メンバーそれぞれが、ウィンが戻ってきたことの喜び、ファンやスタッフや関係者への感謝を語る。
最後はウィンが自分のいない間、PrizmaXを支えてくれたメンバーとファンに感謝の言葉を告げ、「PrizmaXあっての森崎ウィンだから、絶対に離れたりしない」と宣言。「いつか、この夜を思い出してもらえるように、もう一度この曲をお届けします」と曲紹介すると、このライブのサブタイトルであり、テーマソングと言える「Someday」を披露した。
終演後には、来年3月29日に1stアルバムをリリースすることも発表。この日のライブは再び5人での活動を再開するPrizmaXのこれからに大きな期待をさせてくれるものとなった。
◎1stアルバム
2017/03/29 RELEASE
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